寒いと背中が丸まるのは当然?
寒くなってきてあたりを見渡すと急に猫背の方が増えてきますよね。
という私自身も急に冷え込んだりすると背中が丸まってしまっています。
これは身体を丸めることで、できるだけ表面積を小さくして体温が寒さで奪われるのを防ごうとしているからなんです。
さらに体温を保つために熱を作るのってかなりのカロリーを消費するんで、それを省エネにして身体にエネルギー(脂肪)を蓄えようとしたり、動きを減らしてエネルギーの消費を抑えようとするためなんです。
つまり寒くなると背中が丸まり猫背になるのはごくごく自然なのかもしれません。
ただ、猫背になるのは仕方ないと気を緩めてしまうと省エネの身体になってしまい脂肪は蓄積し、動きが減るということは血液のめぐりが悪くなるということなので、こりや痛みがでやすくなってしまいます。
反対に寒くても姿勢を正せばその逆の効果があるんです。
姿勢を正し表面積が大きくなれば、熱は逃げやすくなり、そのために身体はエネルギーを使って熱をつくり出します。
こうなれば脂肪を蓄えやすいどころか、痩せやすい状態です。
さらに動きを小さくせずに大きく動くことで血液がめぐってこりや冷えの予防にもなります。
ダイエットの本や雑誌などで冬って太りやすいと言われたり、痩せやすいと言われたりどっちやねん!って思うことがありますが、どっちも正しいんです。
あなたがどの選択をするのかだけでなんです。
どっちがいいとか悪いとかじゃありません。あなた自身がどうなりたいか?ということです。
寒いから姿勢が悪くなるのは仕方がないと言わずに、寒いからこそ姿勢を正して生活していきましょう。
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