かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
その歩く時の腰痛は
脊柱管狭窄症じゃないかも!?
最近はインターネットなどで簡単に色々な情報を集められるので、歩いてると腰や足が痛くなってきて歩くのがツライといった症状を持っている方なら、自分で色々なサイトを見て脊柱管狭窄症ではないだろうか?と思われる方もいるはずです。
これは脊柱管狭窄症の特徴的な症状の一つに、少し歩くと痛みなどで休憩しないと歩けないといったものがあるからです。
だけど、いざ病院へ行ってみると背骨は特に問題ないと言われたり、骨と骨の間隔は狭くなっているけどそれ程ひどくないと言われて、それじゃあこの痛みは何なの?って悩む方もいると思いまし、
実際にそういった悩みで当店に来られるお客さんもいらっしゃいます。
歩くのが辛い=脊柱管狭窄症ではない
どうしてもよく歩くと痛くなる原因に脊柱管狭窄症という名前がよく出てくるので、イコールに思われている方もいますが、
決して歩くのがツライ=脊柱管狭窄症では決してありません。
中には当然歩くのが辛い方で本当に脊柱管狭窄症と言われた人もいるでしょうが、これがたとえMRを撮ってそんな病名を言われた方でも、すべてがすべて歩くのが痛い原因が必ずしも脊柱管狭窄症だからではないんです。
特に脊柱管狭窄症と言われていても10分くらいは歩けたり、痛みに波がありかなりましな日もあるなんて方は、歩く時の痛みが脊柱管狭窄症の性ではない可能性が高まってきます。
というのも歩く時に腰に痛みが出る原因はそれ以外にも沢山あるんです。
何故歩くと腰が痛くなってくるのか?
歩く時の腰痛が出る原因の一つに前回の記事に書いたんですが「骨盤の動きが悪くなっているから」といった事があります(まだ見てないって方はこちらをクリック)
簡単にいうと、骨盤は本来前後に傾いたり開いたりしてわずかですが動くような構造になっており、
歩く時にはそれに合わせて動き、体にかかる負担を分散させてくれるんです。これが骨盤の動きが悪くなることで、負担を分散できなくなり腰だけにそれが集中して痛みを出してしまいます。
それじゃあどうして骨盤の動きが悪くなるのか?
骨盤の動きを悪くするのに大きくかかわっているのが、前回の記事でも書いたお尻とお腹の奥の筋肉です。
その筋肉が
写真の赤線のところにある大腰筋と、
このようにお尻にべったりと張り付く殿筋です。(上のイラストは人を後ろから見たものです)
で、上の写真とイラストをもう一度みてください。大腰筋とお尻の筋肉によって骨盤がちょうど挟まれていますよね。
つまりこの二つの筋肉が硬くなるとその間に挟まれた骨盤が身動きが取れなくなり、動きが悪くなってしまうんです。
その結果、歩いたりしていると腰に負担が集中して腰痛がでてしまうということです。
さらに硬くなったお尻の筋肉がついている部分や大腰筋の腰の骨につく部分でも痛みがでるようになってきます。
あなたももしかしたら、腰だけじゃなくてお尻や腰の奥にも痛みを感じたことがありませんか?
これは脊柱管狭窄症で神経がどうにかなってとかでなく、このように大腰筋や殿筋の異常によって起こっている事が多々あります。
なので当店でも脊柱管狭窄症と病院で言われていても、施術でこの二つの筋肉を整えて緩めて行きながら、回数を重ねるごとに良くなっていかれる方も沢山います。
また当然、脊柱管狭窄症と病院では言われなかったけど歩く時に腰が痛いという方もです。
(神橋筋整体院に来られたお客さんの声はこちらをクリック)
簡単にまとめると、歩く時に腰が痛い=脊柱管狭窄症では決してありません。
骨盤の動きが悪くなることでも同じような症状が発生します。
この場合、腰だけ診ていても一向に良くなっていかず、骨盤の動きを制限しているお尻の筋肉や大腰筋を整えていく必要があります。
歩く時に腰が痛いという方はちょっと参考にしてみてくださいね
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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