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肩こりは肩甲骨を動かせって言うけどどうして?

 

肩こりは肩甲骨を動かすことが大切

 

 

「肩こりの時には肩を揉んだりするよりも肩甲骨を動かしましょう」なんて言われることがあるけれどどうして?と、疑問に思っていませんか?

 

先日、当店に来店された左の肩から背中のコリと痛みのあるお客様に「肩こりをとるのって肩の関節を動かすより、肩甲骨を動かすのが大切って聞いたんですけどホントなんですか?」といったことを質問されました。

 

なんでも、テレビやネットで肩こりの改善方法の体操を見たときに、肩甲骨を動かすようにするほうがいいといったことを目にされたようで。

 

今回は肩こりの時にどうして肩甲骨を動かすと良いと言われるのか?についてお伝えしていきます。

 

 

肩甲骨と腕の構造

先ほどの質問の結論から言うと、肩だけ動かすよりも肩甲骨を動かすことは肩こり改善に大きく役立ちます。

 

というのは、肩こりの時に腕を大きく回したりラジオ体操みたいに動かした経験てあると思うんですが、そもそもこの腕の動きも肩の関節だけで動いているんじゃないんです。

 

腕だけ動かそうとしても関節の構造上頭まで腕を上げることはできません。肩甲骨も一緒に肩の関節と動くことで腕はしっかり頭の上まで上がってきます。

 

試しに近くに知り合いがいたら、ぐっと肩甲骨を背中から押さえてもらって動かないようにして手を上げてみてください。

 

どうですか?腕が上まで上がらないでしょ?

 

これは体の構造的に、肩の関節だけだと腕は120度くらいまでしか上がらないようになっているんです。

 

つまり、腕を頭の上の180度まで上げようとすると肩甲骨がのこりの60度分の腕を上に上げてくれているんです。(厳密にはちょっと違いますがややこしすぎるのでここでは省略させてもらいます)

 

 

肩甲骨と肩こりの関係

このように肩甲骨と腕の動きは密接に関係していて、肩甲骨の動きが悪くなってしまうと、極端に言えば60度分腕の動きが減るということで、普段から腕の動きは極端に減ってしまいます。(実際には肩甲骨が全く動かなくなることはほとんどありえませんが。)

 

肩こりの原因の一つは肩や腕を動かさない事で肩周辺の筋肉が固まったり血液のめぐりが悪くなって起こってしまいます。

 

肩甲骨が動きにくくなって、それによって肩甲骨の60度が動かないようになり肩や腕の動きが悪くなってしまうということは、肩甲骨がしっかり動く時より、腕や肩の動きがそれだけ制限されてすごく悪くなってしまうということなのです。

 

腕や肩の動きが制限されれば、肩周りの筋肉がしっかり伸び縮みできなくなるので、その部分の血液の巡りは悪くなり肩こりの原因になるんです。

 

なので普段から肩だけではなく肩甲骨から動かしたり、体操やストレッチの時も、肩甲骨を一緒に動かす事で肩周辺の筋肉がしっかり動いて肩こり改善に役立つんです。

 

 

肩こりの筋肉が肩甲骨についている

また、肩こりを感じる際に固くなる筋肉に「僧帽筋」と言われる筋肉や「肩甲挙筋」と言われる筋肉などがあります。

それこそ肩こりの時に肩に手を当てたところにある筋肉です。

 

そういった多数の肩こりの時に硬くなり、「こり」を感じる原因となる筋肉が肩甲骨についています。

 

そのため肩甲骨を動かしてあげると、そういった肩こりの原因となる肩甲骨につく筋肉も一緒に動き、それによって血液のめぐりが良くなり溜まった疲労物質などの老廃物が流れることで、筋肉の緊張がとれ「こり」が和らぎます。

 

これも肩甲骨を動かすようにすると肩こりが改善すると言われる理由の一つです。

 

肩甲骨さえ動かしていればどんな肩こりでもOKなんてことは言いませんが、肩甲骨と肩こりの関係は深いため無視してしまうと肩こりが改善しないのも確かです。

 

大げさに言えば、肩こりを根本から改善しようとするとただ単にマッサージなどで肩の筋肉だけを揉み解すだけではダメで、肩甲骨の動きをよくしてあげなければいけないのです。

 

普段の生活でもついつい手だけ伸ばしたりすることも多いと思いますが、肩だけでなく肩甲骨から動かすように意識してみてください。

 

また体操やストレッチなど行うときにも腕だけでなく、肩甲骨から動かすようにしていってください。

 

 

まとめ

肩こりで悩んでいる方の中には、肩甲骨を動かすようにすると肩こりが治るといったことを聞いたことがある人もいるでしょう。

 

これは実際にその通りで、肩甲骨を動かすことは肩こり改善に大きく役立ちます。

 

というのも、肩甲骨の動きが悪くなると腕の動きが悪くなり、肩周辺の筋肉はしっかり伸び縮みすることがなくなり「こり」をつくってしまいます。

 

また、肩甲骨には僧帽筋や肩甲挙筋といった肩こりの時に硬くなりコリを作る筋肉が多数ついているため、肩甲骨を動かすことでそれらの筋肉が動き、血液の巡りが良くなりこりを解消してくれるからです。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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