その腰痛は上半身が原因で起
こっているかも!?
奈良県香芝市、上牧、広陵からすぐ
人体模型が恋人の整体パーチの院長、神橋です
腰痛て言ってもその原因はほんとに人それぞれで様々です。
中には腰が痛いんだけど実は腰に原因がなくて、いくら腰に電気を当てたりマッサージをしても治らなかったりといった事は多々あります。
そのようにいくら腰を見てもらったり治療しても良くならない方の中には、腰痛の原因が上半身にある方もいるんです。
上半身が原因で腰痛がでているって人は正直めちゃめちゃ多いとは言えませんが、決してまれというほど少なくはありません。
上半身だけが腰痛の原因でなかったとしても、他の部分と関連して腰痛を起こしているってことは多々ありますし。(例えば胸の筋肉が硬く縮まってしまうと、その筋肉に引っ張られ背中が丸まって腰痛が出てしまうなど)
今回は、腰より上にありうる腰痛の原因をひとつ紹介していきます。
腰だけ治療してもなかなか良くなっていかないという方は参考にしてください。
腰痛の原因は背中の筋肉だった
腰より上にあって結構腰痛を引き起こすことが多いのが、広背筋と言われる筋肉です。
背筋とついていますが、背中から腕についていて、背中だけでなく腕の動きにも大きく関係してきます。
ちょっとイラストを見てもらうと
背中と言いながら腰にも腕にもついているんです。
あれ!?私の腰に痛みがあるのもちょうど赤い部分だ、という方もいるんじゃないかな。
当店にこの筋肉が原因の腰痛で来られる方の特徴としては、腰が痛いんだけど割と腰の上方に痛みを感じている方が多いです。
この筋肉が原因の場合はいくら腰だけあれこれ行ってもなかなか痛みは改善していきません。
どんな人が痛みを出しやすいのか?
どういった人にこの腰痛が多いかって言うと、荷物を運んだり持ち上げたりすることの多い方がいためやすいです。
この筋肉は物を持ち上げたりするのに腕に力が入る時働くので、それが続くような作業だとだんだん疲労していき、その疲労のケアをしないでたまっていった時に痛くなったり、疲労がたまった状態で重たい荷物を持ったり、子供を抱っこしたりと大きな負荷がかかるとギクッときてしまったりすることもあります。
当然重たいものの方が痛みが出やすいですが、先ほどイラストを見てもらったように、腕にまでつながっている筋肉ですので、それほど重たくないものでも頻繁に腕を使うような方、厨房でよくフライパンを使うなどでも痛める可能性が高まります。
また、荷物を持ち上げたり運んだりする方の中でも、膝をしっかり曲げずに荷物を持ち上げる方は痛める可能性がぐっと上がります。
背中が原因の腰痛を改善するポイント
このように広背筋が原因で腰痛が出ている方は、先ほど書いたように腰周辺や下半身のストレッチだけ行わずに上半身のストレッチをおこなうと効果的です。
両手を上げます。片方の手で広背筋を伸ばす側のもう片方の手首を掴み、斜め上へ引き上げてください。この時に上半身も横へ倒してください。
ポイントは腰を伸ばそうとするのではなく、わきのあたりを伸ばそうとイメージすることです。
背中にツッパリ感が出てきたらその場で20~30秒キープ
左右同じようにおこなってください。
腕の疲労自体も広背筋を痛めてしまう要因になるので、普段から腕のストレッチや体操などでケアしといてあげるのも、広背筋が原因の腰痛を予防または改善するために大切です。
ここまで書いてきましたが、そうはいっても腰の痛みなのに上半身のストレッチなどはなんだか無駄そうに思ってしまってなかなか行う気になれないという方はいると思います。
ですが少しきついことを言うと、だからこの筋肉が原因で起こっている腰痛の方はなかなか改善しないまま痛みが続いてしまっているのが現実です。
どうしても腰の痛みの原因は腰にあると思いたくなる気持ちはわかります。
先ほど書いたような作業を日常的にされてて、腰痛がとれないってときは一度上半身のストレッチを試してみてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県香芝市からすぐ整体パーチの院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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