いつまで腰痛で
腰だけ診てもらってるんですか?
このブログでも肩こりの原因はわきにあったり足にあったり、腰痛の原因がお尻にあったり骨盤にあったりするといったことを色々書いているんですが、
もし自分が身体の知識なく腰が痛い時に、お尻をストレッチしたら楽になるというのを見たり聞いたりしたら、おそらく「はぁ~??腰が痛いねんけど!?何言ってんの??」なんて思うでしょうね。
だってね痛いのは腰なんだから。
腰痛で腰ばかりに執着していたころ
ただ、そんな風に昔の知識のないころの私は腰が痛いんだから腰の筋肉を緩めるなり伸ばすなり、ねじるなりすれば痛みが変わると思ってその痛みの場所ばかり見ていました。
それで変化がなければ筋肉をうまく触れていないのか?腰のこの筋肉の上ではなく下を緩めるべきだったのか?押さえるのが強かったのか?あるいは弱かったのか?といったことばかりを考え勉強していた時もあります。
そうやってそうやって勉強していった結果、施術に効果がばらつきなく出始めて感じたのが、やっぱり腰が痛いからと言って腰だけに原因があるわけじゃないんだということです。
体は人それぞれ
ただこれも、なんでもかんでも腰以外に原因があるとは決して言いません。
本当に良くなったかは別にして、ある一定数は腰が痛いので病院で腰を牽引してもらったり、腰を治療すれば効果があるのも確かです。
肩こりだって肩だけ整骨院やマッサージ店でもんでもらったり治療すればそれで数か月は楽に過ごせるといった方がいるのも確かです。
それでも知っておいてほしいのは同じ人の身体なので、ある程度傷めたり原因になる所は似ていたとしても、その人それぞれによって原因は違うんです。
同じ腰でも痛めている筋肉が違うんです。同じ腰の筋肉でも痛めている部分が違うんです。
それなのに病院や整骨院のように、どの患者さんにも同じ所に電気を当てたり、もんだりしても腰痛が治らないといったことが多々でてくるのは当然の結果かもしれません。
痛くないところをケアする不安
正直ね痛いところやこっている所と違うところをケアすることが不安なのもわかります。
そのケアした時間が無駄になるんじゃないかな?なんて
私も学生で部活動で身体を傷めた時なんて、できるだけ早く治りたいのに、痛みのあるのと違うところをケアしたり、治療してもらうなんてめちゃめちゃ不安でした。
治るのが遅くなるんじゃないかな?意味ないことやってるんじゃないかな?といった具合に。
それでも勉強を重ね、実践で施術を重ねて言えることは、早く良くなりたかったり、ホントに改善したいと思うなら、
腰痛だから腰、肩こりだから肩ではなくて、痛みやこりのある部分以外もみてくださいということです。
これは腰痛や肩こりに限ったことでなくて、脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアとレントゲンを撮って言われていてもです。
人の身体は腕や足、腰、頭といった部分がバラバラに存在しているのではなく、すべてが一つの身体としてつながっています。
足の捻挫をかばえば歩き方がおかしくなって膝などに痛みがでることがあるように、
いくら痛みのある部分をケアしても痛みが変わらないのであれば、ちょと見るべき所を変えて見てくださいね。
そうすることで今まで治らなかった痛みに変化が出てくるものだと思いますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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