腰痛が治っていくときの気分
今までずっとあった腰痛が治っていくときの気分てどんな感じなんだろう?なんかねめちゃめちゃ目の前が明るくてすっきり爽快に毎日が進んでいくんじゃないかな?
とまぁ、たぶん身体が良くなっていくときの気分をこのように思われている方って多いとはずです。
決して間違いではありません、そういった感情だって沸き上がってくるときもあります。
ただ、大半の部分の心の中はもっと暗闇に包まれていてどろどろとした、爽快なとはかけ離れた感覚です。少なくとも良くなり始めた最初の頃ってのは。
腰痛が治っていくときの感覚は居心地が悪い
えっ!?って思うかもしれませんが、腰痛が治っていくときってそんな居心地のいい状態ではなく、むしろ居心地悪く感じてしまいます。
というのは、腰痛が治っていくときって今までの歩んできた日常生活(いつもと同じ)の線路から外れていくので。
中にはね、それこそ治すためには仕事の転職を考えないといけない腰痛の方もいるわけで、こんな時に特に最初、目の前が明るいなんて思えるなんて難しいでしょうし。
そこまでの腰痛は別としても、今まで腰痛が治らなかった日常生活と同じことを続けて違う結果、この場合は腰痛が治るということは手にできません。
なので何かしら今までの生活から変えていく必要があるんです。
例えば整体やジムに通って腰痛を治そうとすれば、当然そのための時間を作らないといけないし、お金の使い方だって変わるでしょうし、今までの生活では出会わなかった方(インストラクターや整体師の先生等々)出会いも多々あるでしょうし。
その時間を作るために睡眠時間を変える必要があったり、仕事のスピードを変えないといけなかったり、こういった具合に今まであった腰痛を治していくって、あなたの毎日の生活自体が変化していくんです。
脳は今までと違ったことをすると居心地が悪く感じる
こういった変化を大半の人は苦痛や居心地悪く感じるように脳ができています。
だからこそ腰痛が治らない方って、この居心地の悪さから抜け出したくて、自分で今までの腰痛がある生活に戻っていくことを選ぶんです。
そちらの生活の方がなんとなく先が見えている気がして安心できるから。
ただね、腰痛が治るってそういった毎日の生活スタイルが変えるといった先の見えない道を一歩一歩進んでいった人だけがたどりつけるんです。
これは生活スタイルに限ったことではありませんが。
例えば姿勢が悪かった私が、周りの方に姿勢いいですねって言ってもらえるようになるまで、最初は普段の立つときの重心の位置や歩く時の力の入れるところを変えたんですが、
正直、こんなことで良くなるのか?といった不安や、今まで疲れていなかった身体の部分がつかれるようになってこれでも大丈夫なのか?といった心配など、爽快な気分とはかけ離れたものでした。
それでも、毎日毎日やめないでそんな不安の中、自分の目標に向かって信じて前進していくといつの間にか姿勢いいですねと言われるのが当たり前になっている自分がいました。
たぶんあなたも腰痛を治そうとするとこういった色々な不安や居心地の悪さを感じると思いますが、それでもその先にしか腰痛改善という目的地はないんです。
反対に言えば不安を感じるからこそ 、それはあなたの体は、腰痛は変化しようとしている証拠なんです。
不安や居心地の悪さは、駄目なものではなく、腰痛を治して行くためには必要なものなんです。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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