段々肩こりにストレッチが効かなくなる理由
今ってテレビやインターネットで検索したりすれば色々な肩こりのストレッチの方法なんかがみることができますよね。
で、実際に試してみてなんだかすっきりしたので続けてみる。
そうすると段々と最初のようなすっきり感がなくなってくるといったことがあるりませんか?
これってどうしてなのか?
今回は、いいと思っていたストレッチが段々効きにくくなってしまう理由についてお伝えします。
体はいつまでも同じではない
そもそも最初に感じたすっきり感がそもそも気のせいだったのかな?
まぁ中にはなんとなく初めてすることなので、なんとなくすっきりした気がしていたなんこともあるかもしれません。
ただそれ以外にも最初のような感覚がなくなっていくのには理由があって、一つは体は常に変化していっているということです。
例えばそのストレッチでそれまではあなたの肩こりの一番の原因になっていた筋肉を伸ばすことができていたとします。
それがストレッチを続けることで段々その筋肉が緩んでくれば、当然以前のようなすっきり感は感じなくなっていきますよね。
それで肩こりを感じなくなっているのであればそれでいいんですが、そうではないといった時には、その他の肩こりの原因となる部分のストレッチなどを付け足す必要がでてきます。
テストで50点とるための勉強方法を続けていても100点が取れないように、あなたの肩こりもその時その時の段階によって、緩めるべき筋肉が変わってくるということです。
同じストレッチに慣れてしまう
その他に結構あるのが「慣れ」です。
最初はテレビやインターネットで見たり調べたそのままの方法でストレッチをおこなっていたのが、慣れてくることでだんだんと自分がしやすいようにストレッチをアレンジしていってしまうんです。
背すじを伸ばして行なっていたのを背中を丸めて行なってみたり、真横に倒していた首を斜め前に倒すようにしていたりなど。
または慣れてくると、何々しながらの「ながら」でストレッチを行なってしまいがちです。
例えば最初はそのストレッチだけに集中して行っていたのがいつの間にかテレビを見ながらおこなっているなんてこともあるでしょうが、
これもテレビ見ながらでも同じようにできているなら構わないんですが、はじめは真上まであげていた手がちょっといつの間にか、テレビに集中してしまい、わずかに手が下がっていってしまっていることなんかも珍しくありません。
こうなると当然最初のストレッチと伸びる筋肉が変わってしまい、効果が落ちてしまいます。
それほどストレッチのフォーム(やり方)って大切なもので、ちょっとした自分のアレンジによって効果に差が出てきてしまうんです。
初心に戻ろう
ストレッチが段々と効果を感じなくなってきたときは、見切りをつけて違うストレッチを行ったり足したりするのも一つの方法です。
ですが、まずは以前と同じようにできているか?ここを一度見直してみてください。それだけで以前のような効果を感じられることも多々あります。
それでも効果を感じられないときは、体が肩こりを治すために次のステップを求めているサインです。
他に考えられる肩こりの原因を狙ってストレッチをおこなうようにしてみてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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