頚椎症がすっきり取れきれない時に
見るべき場所
頸椎症とレントゲンなどをとって病院などで言われるとどうしても首ばかりを気にしてしまうと思います。
病院では首と首の骨の間隔が狭くなっているなど言われることが多いので。
それで首の牽引をしたり、整体や整骨院で首を触ってもらったり矯正してもらったりしたもののあまり症状が改善していかないといったことは多々あります。
というのは頚椎症と言っても、その原因が必ずしも首だけにあるとは限らないからなんです。
頚椎症になるということは、頚椎に普段の生活で負荷がかかってきたということですよね?この負荷っていうのは何もこけて首を捻ったや交通事故でむち打ちになったなどだけでなく、例えば体が固いという表現がありますが首だって他の人よりも上を向きにくかったり、首を捻りにくいといったことはあり、そんな状態で普段の生活で首を動かすことが多ければそれも首にとっては負荷になります。
また骨と一緒に首を支える筋肉が疲労して硬く縮んでいたりすればそれも首にとっては負荷になります。
で、頚椎の負荷と大きく関係するところ、つまり頚椎症の原因となる所の一つに胸郭という部分があります。
あばら骨の部分ですね。
この胸郭は肩甲骨の動きに大きく関係し、肩甲骨には首につながる筋肉も多数存在し、首の動きにもかかわる部分です。
一つはこの胸郭のゆがみによって肩甲骨の動きが悪くなることがあります。
利き腕や体の使いかたによって胸郭の左右差が大きくなりどちらかを前に突き出したりといったことがあり、こうなるとそちらの肩甲骨の動きが悪くなってしまうんです。
あとは胸郭と肩甲骨をつなぐ筋肉が硬くなっても肩甲骨の動きが悪くなり、それによって日常生活での頚椎にかかる負担が増えて頚椎症になるといったこともあります。
なので「胸郭 ストレッチ」などで検索してもらってでてきたストレッチをおこなってもらうのもいいですし、
大切なのは、頚椎症といっても決して首だけが問題だと思い込まないことです。
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