なぜ、ぎっくり腰を繰り返すのか?
あなたはぎっくり腰を何度も繰り返して、どうしたらいいんだろう…と悩んでいませんか?
ちょっと荷物を持ち上げようとしたら腰にギクッと違和感が走り、そこから痛くて起き上がることも歩くこともできない。
そう、典型的なぎっくり腰ですね。
このぎっくり腰、クセになるなんてことも言われたりしますし、一度起こると何度も再発すると思っている方もいるでしょう。そして実際に何度も繰り返し起こった事のある方もいます。
でもこれはどうしてなんでしょうね?
今回はどうしてあなたはぎっくり腰を繰り返してしまうのか?についてお伝えしていきます。
どうしてぎっくり腰はおこる?
そもそもぎっくり腰がなぜ起こるのか?ここに再発防止の鍵が隠されています。
で、実際なったことある方に何が原因か聞くと、「昨日重たい荷物を持った時になった」「掃除機をかけていて、体を起こした時に起こった」「お米を持ち上げたから」など色々でてきます。
これは確かにそれによって起こったのかもしれませんが本当の原因ではありません。
また、パソコンでぎっくり腰を調べると、大腰筋、腰方形筋、起立筋、などの筋肉が痛みを出しているといった事を目にすることがるはずですが、これも確かにそれらの筋肉が痛みを出していたり、治療していく上では大切な事なんですが、ぎっくり腰が起こる原因とは少し違います。
というのも、重い荷物を持っていつもぎっくり腰になるんですか?
ちょっと腰に負担かかるとみんなぎっくり腰になるんですか?
その大腰筋や腰方形筋はなぜその負担に耐えられずに痛みを出してしまったんですか?
歳をとるとみんなぎっくり腰になるのですか?
そうじゃないですよね。
体の状態が、これには体の歪みや筋肉の疲労、固さなどを含めて、負担に耐えられなくなっている状態になっていたからです。
ようは身体のケアが足りていなかったということです。
ぎっくり腰は急におこるものではない
まぁ、荷物を持つときに腰だけ丸めて膝を曲げなかったなど、体の使いかたが悪いといったこともあげられますが、それでもぎっくり腰になるまでは同じように荷物を持っても痛みが起らなかったんですから、やはり体の状態が「ぎっくり腰を起こす準備」が出来上がっていたということです。
ぎっくり腰は痛みは急にでますが、急に痛めたわけではありません。
それまでの日常でじわじわと蓄積され傷つけられたものが限界を超えて爆発したに過ぎないんです。
こう書かれるとぎっくり腰を起こさないためにしないといけないことが見えてくると思います。
そう予防ですね。
ぎっくり腰を起こさないように、癖にしないために必要なのはぎっくり腰が起きないように体を普段から整えてあげることなんです。
ぎっくり腰をクセにしないために
当たり前っていえば当たり前なんですが、ぎっくり腰って急に痛みが出るものだから、その痛みが出た数日間に目が言ってしまう方が多いです。
先ほど書いたような、痛くなる前に重たいものを持ったからみたいな事が悪かったと。
そこじゃなくて、重たいものを持っても毎回毎回ぎっくり腰が起きないように、普段から体を整えてあげることがぎっくり腰を癖にしない方法なんです。
まとめ
ぎっくり腰は痛みを出すときは確かに突然です。ですがそれ以前にぎっくり腰になりうる準備はできていたんです。最後のトリガーになったのが「重たいものをもちあげた」「掃除機をかけた」「顔を洗って身体を起こそうとした」にすぎないんです。
なのでその準備の段階を改善したり予防しないとクセのように何度も繰り返してしまうことになるんです。
できればもうあの激痛はいやだと思うのであれば、普段からの体のケアをしっかりしてあげてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
コメントをお書きください