ストレッチが効果でないのは
目的があやふやだから
腰が痛くてたまらない…、肩がこって仕方がない…、こんな時どんなストレッチが効果があるんだろうと悩んでいませんか?
整体やマッサージに通って体を整えてもらう事も大切だけど、普段の生活で自分でも体のケアをしないとと考えている方は多いはずです。
当店でも腰痛や肩こりで来店された方にどのようなストレッチをしたらいいですか?といった事を聞かれることがあります。
ただストレッチを知る前に知っておいていただきたいのが、どんなストレッチをするか?が大事じゃなくて何を目的にストレッチをするか?が大切だということです。
何の目的でストレッチを行なうのか
こう書くと腰痛や肩こりを良くするために決まってるだろ!といったことを言われそうですが、そうじゃありません。
というのも、「腰痛ストレッチ」なんかでパソコンで検索すればストレッチの方法なんてほんとにいろいろ出てきますし、本屋さんに行って腰痛改善の本なんか見てもらえば、それこそ一日五分で腰痛改善や〇〇するだけで腰痛が良くなる方法なんてものがいくらでもあります。
じゃあ、それらがすべてあなたの腰痛や肩こりが改善するストレッチかというと決してそんなことないですよね。
でも、だからといってあなたの腰痛が改善しないストレッチ方法をのせている本やインターネット検索が嘘を言っているかというとそんなことありません(たまに明らかに???な事が書いてあるものもありますが)。
実際にそのストレッチで腰痛や肩こりが改善した人も本当にいるはずです。
ですがやはり誰にでも効果のあるストレッチというのはありません。
これは各ストレッチ方法によって目的が違うからです。
なのでどんなストレッチをしたらいいのか?それを選ぶ上であなたの目的に合ったモノというのが大切になってきます。
で、この目的も先ほど書いたような腰痛や肩こりを改善するためといった大まかなものではなく、もう少し具体的にしていく必要があります。
例えば腰をそらす時に痛みが出るときと、腰を曲げるときに痛みが出るときと同じストレッチでいいと思います?
単純に考えると全く体の表裏反対の部分を痛めて腰痛が出ているように思いません?
実際はそんな単純ではなく前屈、後屈の痛みで同じ筋肉を痛めていることもありますが、やはり腰を反らす時の痛みを改善するためのものと腰を曲げる時の痛みを改善させるためのストレッチの方法は変わってきます。
また歩く時に痛いのと夜寝ている時に痛い場合も同じストレッチでいいと思います?違いますよね。
歩くときに腰が痛いのを治したいのであればそのためのストレッチを、夜寝ているときに腰が痛いのであればそれを治すためのストレッチを選択する必要があります。
こんな風にあなたはどんな腰痛や肩こりを改善したくてストレッチをするんですか?
この部分を考えてストレッチを選んでもらう事で、あなたにとって効果的なストレッチが見つかりますので。
さらに細かい目的を考える
さらにいうと、体のこの部分、例えば骨盤が後ろに傾いて歪んでいるのが腰痛の原因なら、骨盤の後傾を戻す目的のストレッチをするといったように、
肩の位置が前にでてしまっていることで肩こりになっているなら、肩の位置を戻す目的のストレッチを選択するように、
さらに細かい目的を明確にしてストレッチを選択し行う方が当然効果的です。
なんですが、ここまではなかなかかなり体の知識が必要ですので一度体の知識をもったプロに見てもらいアドバイスしてもらう事をお勧めします。
まとめ
誰の体にも、どんな腰痛や肩こりにでも一番効果があるいといった魔法のようなストレッチはたぶんありません。
なのでどんなストレッチが腰痛や肩こりに効果があるのか?ではなく何を目的にストレッチを行なうのか?を明確にしてストレッチを選択するほうが大切です。
あなたはどんな腰痛を治したくて、どんな肩こりを改善したくてストレッチを探しているんですか?
骨盤の開きを改善するためですか?姿勢を良くするためですか?どこ筋肉を緩めたいんですか?
こういった目的をきちんと自分で明確にしてからストレッチの方法を選ぶことで、よりあなたの体に合ったストレッチを選択することができますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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