整体師が自分の膝の痛みを
どのように治したのか
私はランニングが趣味というか学生の頃からのクセというか日課になっていて、ほぼほぼ毎日40~50分程走っているんですが最近ちょっと走れてなかって、
というのは右膝を痛めてしまって走れる状態じゃなかったんです。
今回はそんな痛めた膝を整体師の私がどのようにして、よくしていったのかを書いていきますね。
そもそもどうして走るのがつらいほど膝が痛くなったのか?っていうと、
最近少し走る距離とペースをあげていて、数日続けたくらいからだんだん膝に重たさというか曲げ伸ばしの時に違和感を感じるようになりました。
まぁでもそのうち体もあげたペースに慣れてくるだろうと、ほっておいて
数日後に走って20~30分経ったときにズキズキと膝に痛みがでだしたんですが、このくらいの痛みなら最後まで走れるだろうとそのまま50分程走り、すると次の日から膝を曲げ伸ばしするたびに痛みがはしるようになってしまい、歩く時も痛みでびっこを引いてしまうという状態です。
とまあ、大丈夫と思ってほっておいて無理して痛めるというよくある痛め方ですね。
お客さんにはケアが大事などお話しているのになんとも情けない結果で、反省です。
で、まずは痛みの原因を探すためにいろいろ確認から。
痛みを感じるのは膝の少し下から中のほうに感じていて、これもよく痛みのでる部分ですね。
変形はなく軟骨は減っているかは外からではわかりませんが、基本的に軟骨が減ってようが膝痛には関係ないので、次に水が溜まっているか検査をしました。
検査も本来は他の方にやってもらうもので自分で行うとちょっとわかりにくいんですが、わずかに水はたまっていそうで若干反対と比べると腫れぼったい感じです。
ただこれも抜いたりするほどの量では明らかにないので病院へはいかなかったです。
痛みを感じる時は膝の曲げ伸ばしや右足に体重がかかった時です。
で、そこから考えられる痛みを出している筋肉は大腿四頭筋という太ももの筋肉だと考えました。
この筋肉をもう少し膝あたりを拡大すると
こんな感じで膝のお皿の下までつながっていて、膝周辺のこことは言いにくいような痛みは軟骨が減っているからとかではなくて、この四頭筋によっておこっていることがホントに多々多々あります。
なのでこの筋肉を緩めていくことが痛みをとっていくうえで大切なんですが、そのためには太もも裏の筋肉を一緒にケアしてあげる必要があるんです。
というのも、膝の曲げ伸ばしはこの太もも表裏の筋肉が一緒に働くので、片方だけケアしてあげてももう片方がほったらかしだとなかなかよくなっていかないんです。
たまに、病院などで膝が痛いときに太もも表の運動やストレッチだけを指導してもらったけどなかなかよくなっていかないという人を見ますが、太もも裏も一緒にケアしてあげてないんで改善していかないんです。
後はお尻の筋肉も重要で、そもそも片膝が痛くてびっこを引けばそちら側にはできるだけ体重をかけなくするので、反対側がその分体重を受け止めるために普段より負担が増します。
特に骨盤を支えるお尻の筋肉の負担はかなり増え、
膝の痛い側でも、膝をあまり動かさないで済むようにお尻の筋肉には結構な力が入るんです。
で、お尻の筋肉は靭帯を通して膝につながっていくので、お尻の筋肉の硬さも膝の痛みの原因になるんです。
なので今回の場合は最低限、太ももの前後の筋肉、お尻の筋肉を重点的にケアしていく必要があるんです。
と、かなり長くなってしまったので、経過と実際どういったことをしていったのかは次回書いていきますね。
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