姿勢改善は環境を整えてみる
姿勢があまり普段からよくないから、正さないといけないと思っているけど、なかなか今までの姿勢を変えることができない…と悩んでいませんか?
私自身姿勢を正すことってすごく大切だと思っています。
やはり姿勢が悪いとそれだけで首の筋肉に負担がかかったり、腰の筋肉に負担がかかったりしていまい、慢性的な腰痛や肩こりの原因になったり、またそういった体に向かっていく要因にもなりますし。
それ以外にも体型だって崩れてしまったり、足が太くなったり、内臓の機能が落ちてしまう要因にもなりえます。
なので普段から意識してもらうことは大切なんですが、いままで良い姿勢をとってこなかった、つまり悪い姿勢が身についてしまってる人の場合、それじゃあ今から悪い姿勢はやめて良い姿勢をとるようにします、という風にはなかなかいきません。
無意識の時に出てしまう今までの習慣の姿勢
というのも、姿勢を正そうと意識している時はいいですよ、
ただ、無意識の時にでてしまうのは大概それまでの習慣でクセになっている姿勢です。
常に姿勢を意識できればいいですが、やはりそういう訳にはいかないのが現実だと思います。
(といっても、それじゃあ姿勢を意識しなくていいということではありませんよ。意識しながら体に少しずつ身につけていくことは必要なことだと思います。)
そうなると腰痛や肩こりもでてきてしまい、正しい姿勢が身につくまでどうしようもない…ということになってしまいますよね。
環境を変えてあげる
こんな時に大切なのは、意識し続ける、頑張るといった根性論ではなくて、「環境」です。
極論は姿勢が崩れにくい環境にしてしまえば、無意識の時でも姿勢は崩れにくくなります。
どういうことか?っていうと、例えば床に座ってパソコン作業をするときと、イスに座って机にパソコンをおいて作業するのでは、どちらの方が背中が丸まりそうですか?
机でパソコンを使うときにその机が極端に低ければどうなりますか?
この場合、いくら良い姿勢をとろうと思っても背中は画面を見るために自然と丸まっていきますよね。
反対に机の高さがあなたにとってちょうどいいものであるなら、パソコンに視線を合わせるために姿勢を正したままでいやすいはずです。
また、車で通勤することで筋肉が弱り姿勢を保てないのなら、自転車や歩いて通勤するようにするってのも環境を変えることになります。
と、ものすごく簡単に言いましたが、すべてがすべての環境をあなたに合わすことは非常に難しいと思います。
ですが毎日行うこと、それこそデスクワークなら机やイスの高さを合わせたりなんかは、そのためにクッションを購入するなり調整する時間が必要であったとしても、姿勢を悪く過ごすことの結果に比べればはるかにわずかな投資ではありませんか?
ほかにも、床に座っていたのを座椅子に座るようにするとか、テレビの場所を変えるとか、少しづつ姿勢をただしやすい環境に変えていってみてください。
まとめ
姿勢を正したいと思っても、あなたの意志だけでは今までの悪い姿勢の習慣が出てしまいます。
そうならないように意識をし続けることは大切ですが、実際いつも常に意識し続けることはかなりハードルが高いです。
なので姿勢を崩すような環境を少しずつ変えるようにしてみてください。
環境が変われば行動が変わります。行動が変われば結果が変わりますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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