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どうして肩甲骨内側のコリがとれないのか?

 

どうして肩甲骨内側のコリがとれないのか?

 

肩甲骨内側のコリがとれない男性

肩だけじゃなくて肩甲骨の内側にコリを感じていて、マッサージを受けたり電気を当てたりするけれど、なかなかそのコリがとれない…と悩んでいませんか?

 

慢性的な肩コリの方で、肩や首にコリを感じているのはもちろんなんですが、意外に多いのが肩甲骨内側のあたりにコリを感じているという方です。

 

しかもこの部分のコリは、なかなかとれにくく少し痛みとして感じている方もいると思います。

 

どうしてあなたのお肩甲骨内側のコリは取れにくいのか?今回はそんな肩甲骨内側のコリの原因と、そのコリがとれにくい理由についてお伝えしていきます。

 

 

肩甲骨内側にコリを感じさせる菱形筋

肩甲骨内側の部分のコリ感に大きく関係している筋肉に、菱形筋という筋肉があります。

 

この筋肉は肩甲骨の内側にべったりとはりついていて、菱形筋が硬くなることで肩甲骨の内側にコリ感を感じるようになります。(下のイラストの赤線の部分にある筋肉です)

奈良県香芝市の女性

それじゃあ菱形筋を緩めれば肩甲骨の内側のコリは楽になるのか?というと、まぁそうなんですけど、それだけだとすぐにコリがもどってしまいます。

 

このあたりが、肩甲骨内側のコリがなかなかとれにくい理由でもあるんです。

 

じゃあどうすればいいのか?ってことなんですが、菱形筋を効率良くほぐす方法よりも大切なことがあって、それがそもそもどうして菱形筋は硬くなってしまうのか?取れにくい肩甲骨内側のコリを何とかするためにはこの部分を改善していく必要があるんです。

 

菱形筋は単にマッサージなどで筋肉を和らげてあげても、菱形筋が硬くなる原因までは改善されないため、同じような生活をしていればまた時間と共に菱形筋が硬くなってしまいます。単にコリをほぐすだけでは効果がいまいちなのが、肩甲骨の内側のコリがなかなか取れない要因です。

 

 

外に広がった肩甲骨

菱形筋が硬くなってしまうのはなぜなのか?肩甲骨の内側がこるという方を見させてもらっていて多いのが、肩甲骨自体が外に広がっていることでコリを作っている方が多いです。

 

広陵町の肩こり女性

上のイラストのように肩甲骨が外側に広がると、菱形筋はつねにのばされるようなかたちになってしまいます。

 

伸ばされたゴムなんかをイメージしてもらえるとわかりやすいんですが、当然そのゴムは縮まろうとしますよね。

 

これが筋肉でも起こっていて、肩甲骨が外に広がることで菱形筋はのばされ、だから肩甲骨の位置をもとに戻そうと常に働き続けているんです。

 

なので、いくら緩めてあげても肩甲骨が外に広がっているかぎり菱形筋は休むことがないのですぐに硬くなり、こってきてしまうんです。

 

つまり肩甲骨内側のコリを治そうとすると、外へ広がった肩甲骨をもとに戻す必要があります。

 

 

肩甲骨が外に広がる理由は?

ではどうして肩甲骨が外に広がってしまうのか?その原因はいろいろあるものの多いのが、胸の筋肉や脇の筋肉によって引っ張られたり、姿勢が悪いことです。

 

●胸の筋肉によって

胸の小胸筋と呼ばれる筋肉は、胸から肩甲骨に付いています。

この筋肉が硬くなってしまうと肩甲骨を引っ張るため 、肩甲骨は前外側に引っ張られていきます。

 

●前鋸筋によって

脇の辺りに前鋸筋と呼ばれる筋肉があり、この筋肉は肋骨から肩甲骨に付いています。

そのためこの前鋸筋が硬く縮まってしまうと、肩甲骨を引っ張り肩甲骨は前外側に向けて引っ張られてしまいます。

 

●姿勢によって

姿勢が悪く背中が丸まってしまうと頭の位置が前に出て、バランスをとるために肩も前に出ようとします。

 

その際に腕の骨と肩の関節を作る肩甲骨も前に引っ張られてしまうことで、本来の位置よりも外側に広がってしまいます。

 

このような原因で肩甲骨が前に引っ張られ、それによって菱形筋が硬くなってしまうため、肩甲骨の内側のコリがなかなかとれないといった時には、こういった脇の筋肉や胸の筋肉も一緒にケアしていき、姿勢を普段から正しながら肩甲骨の広がりを戻してあげる必要があります。

 

 

肩甲骨内側のストレッチ方法

ここからは肩甲骨内側のコリを感じさせる菱形筋や肩甲骨を引っ張り外へ広げる原因となる胸や脇の筋肉のストレッチをお伝えしていきます。

肩甲骨の内側がこってこって…という方は参考にしていただき継続してみてください。

 

菱形筋のストレッチ

肩甲骨内側のコリが治らない奈良県葛城市の男性

片腕を水平に内側に伸ばし、反対の腕の肘で挟みます。

挟んだ腕でゆっくり外側に引っ張ていき、肩甲骨の辺りに突っ張りを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

 

肩甲骨内側がこる奈良県大和高田市の男性

両手を身体の後ろに回して手を組み胸を張ります。

そのまま胸を前に付きだすようにし肩甲骨を寄せていってください。

 

胸の筋肉のストレッチ

とれない肩甲骨内側のコリを治すストレッチ

片腕を軽く肘を曲げて上にあげます。その状態から上げて腕を後ろに引いていってください。

胸のあたりにツッパリを感じたところで15~20秒キープ。

 

前鋸筋のストレッチ

肩甲骨内側のコリを治すストレッチ

床によつんばいになり、手を肩幅より開いて肘を伸ばします。

そこから肩を入れ込むようにして胸を下げていきます。

脇から肩にかけてツッパリ感がでてきたところで15秒~20秒キープしてください。

 

 

まとめ

肩コリの人の中には肩甲骨内側にもコリがあって、マッサージをしても電機など当てても全然良くならない…と悩んでいる人もいるでしょう。

 

肩甲骨の内側にコリを感じるのは、菱形筋という筋肉が硬くなってしまっているからです。

 

それじゃあそのコリをつくる菱形筋だけマッサージなどで和らげてあげれば肩甲骨内側のコリが治るのか?っていうと、それだけではすぐにまたコリを感じてしまうことが多いです。

 

これは肩甲骨が外に広がっていることが原因で菱形筋の緊張が起こってくるため、肩甲骨を元の位置に戻してあげることが必要です。

 

そのためには肩甲骨を引っ張る胸や脇の筋肉を和らげたり、姿勢を正すことが必要であり、上記でお伝えしたストレッチを続けていただいたり、姿勢を普段から正してもらうことで改善しにくい肩甲骨の内側のコリが取れやすくなりますので。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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