最近お腹が出てきて腰痛がある方
最近お腹も出てきたし、なんだか段々と腰が痛き感じることが増えてきた…と悩んでいませんか?
実は腰痛が慢性的にあったり、腰痛がましになったりひどくなったりを繰り返していて、最近お腹が気になっている方の腰痛の原因に姿勢が悪いことがあげられます。
これも数分ぐらい姿勢が悪いからってすぐに痛みになるわけではありませんが、やはりそれが毎日毎日となると姿勢が悪いことで負担がかかる部分で痛みをだします。
それでも学生時代や二十歳くらいなら動くことも多くそれによって血液がめぐり筋肉の柔軟性が保たれたり、そもそも筋肉に柔軟性があるので痛みが出にくいんですが、年々そういうわけにはいかなくなってきます。
この方の場合も姿勢が悪いことによってそれが痛みの原因の一つになっていたので、姿勢を意識してもらいながら体を整えていくことで痛みが改善しました。
●腰痛、背中の張り、足のしびれ等があったのできました。
自分でも気づけなかった姿勢(反り腰)について指摘された事は良かったと思います。
その後、反り腰にならないよう心掛けるようになり腰痛もおさまりました。
マンツーマンということもあり、リラックスできる点もすばらしいです。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
今回は姿勢が悪いことでお腹と腰痛が出てしまう理由についてお伝えしていきます。
お腹を前に突き出した姿勢に注意
この方のように、気が付いていないけど姿勢が悪くなっている男性はすごく多くて、特にお腹の力が抜けてお腹を前に突き出してしまっている方は要注意です。
こんな感じで。
上の写真を見て、自分も同じような姿勢に普段からなっていると感じる方も少なくないはずです。
こういった姿勢になってしまうと、お腹と一緒に骨盤の位置を前に突き出すことによって腰から背中の背骨のカーブは強まってしまい、その強まった部分の腰の筋肉に負担がかかりやすくなって痛みを出してしまいます。
さらにお腹の力が抜けていることで、お腹の筋肉も弱って脂肪がたまりやすくなり、ポッコリ出やすくなります。
下の写真の正常な姿勢に比べて、上の写真の方が腰から背中の反りが強まり腰周辺に負担が大きそうじゃないですか?
これが毎日毎日続くことによって腰の筋肉に負担が蓄積して痛みがでたり、慢性腰痛になってとれなくなっていくんです。
こんな時にいくら痛みのある腰の筋肉や背中だけマッサージしても、元のお腹を前に突き出した姿勢が改善していないので、すぐにまた腰周辺に負担が蓄積し痛みが出てしまいます。
お腹を突き出した姿勢を改善するためには?
で、このようなお腹を突き出した姿勢になっている方は、骨盤が後ろに傾いてしまっていて、それによって良い姿勢が取りにくくなっているんです。
なので改善していくためのポイントは、後ろに傾いた骨盤を起こせるようにしてあげることです。
骨盤が後ろに傾く原因としては太もも裏の筋肉が硬くなったりお尻の筋肉が硬くなって骨盤を後ろに引っ張っていることがあげられます。
お腹を突き出した姿勢を改善するためには、こういったお尻や太もも裏の筋肉の部分を腰と一緒に見てあげる必要があります。
他にも、このようにお腹を突き出した姿勢になっている方は、お腹の力が抜けてしまっていることも非常に多いため、普段から丹田の部分に力を入れることを意識するのも大切です。
お腹を突き出した姿勢を改善するためには?
お腹が出てきて気になり始めたころから、腰にも痛みを感じるようになった…という方は姿勢が悪くなっているかもしれません。
普段からお腹を前に突き出した姿勢をとっていると、腰が反ってしまい腰周辺の筋肉に負担がかかりやすくなり、お腹の力が抜けているためにお腹周りに脂肪がたまりやすくなるからです。
もしこのような姿勢になっていると感じた方は、普段から立ち方をまずは意識するとともに、骨盤のゆがみを改善するために腰だけではなく太もも裏や股関節、お尻の筋肉といった部分もストレッチなり運動なりでケアしてあげるようにしてあげてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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