腰痛と共にお腹がでてきた
なんだかお腹が出てきて腰にも痛みを感じるようになってきたし、もしかしてもう歳なのかな…と悩んでいませんか?
最近なんだかお腹が出てきたと思ってたら腰痛も出てきた、なんてことは実は結構あって、実はこのお腹のポッコリと腰痛は関係が深いんです。
言い換えるとお腹がでてる人は腰痛になりやすいと言えます。
今回はお腹が出てきたことと、腰痛との関係についてお伝えしていきます。歳だから仕方がないのかなぁと思っている人は参考にしてみてください。
お腹が出ている人は腰痛予備軍
先ほども書いたように、お腹が出てきたという人は腰痛予備軍であると言っても過言ではありません。
これも全員が全員そうではありませんが、今は腰痛がない方も気を付けていただくに越したことはありません。
というのは、お腹がポッコリ出てくるというのはまずは食べすぎや運動不足による体重の増加が原因ということは多いですよね。
この食べすぎも運動不足もどちらも腰痛の原因にもなります。
食べ過ぎ胃や腸に負担をかけてしまうと、お腹にガスがたまってそのガスが神経を刺激して腰痛が出てしまったり、
運動不足はもちろん筋肉の柔軟性が低下して、血液の巡りも悪くなり、本来の力も発揮できなくなってしまうために腰痛を発症しやすくなってしまいます。
またお腹が歳とともにでたり、体重はそれほど変わらないのに最近急に気になりだしたというときは、お腹の筋肉がうまく使えてない可能性が非常に高いです。
お腹の筋肉は腰を守るコルセット
お腹の筋肉は何も六つに割れる腹筋だけではなくて、体の横側にある腹斜筋と呼ばれる筋肉やお腹の奥にある腹横筋と呼ばれる筋肉があります。
これらのお腹の筋肉が一緒に働くことによって、腰をグッとコルセットをまいたようにしめてくれる働きをします。まさに天然のコルセットですね。
お腹がポッコリでてくるということは、お腹の筋肉がうまく使えずにこの天然のコルセットが緩んでしまっている状態なんです。
もちろん、筋肉自体が弱くなっていることもあるんですが、それよりも姿勢などが崩れていて、普段からお腹の力が抜けてしまい、きちんと使えていないことの方が多いです。
上の写真のように同じ人でも左のほうがお腹の力が抜けて使えていないために、お腹のしまりがなくなり、タッポリと前にお腹が崩れ始めてしまっています。
そしてもちろんコルセットが緩んでいるわけですから、お腹の筋肉をしっかり使って天然のコルセットを使っている時よりも腰に負担がかかりやすくなって腰痛を発症しやすくなります。
ポッコリお腹の人が腰痛を出さないようにするにはどうすればいいの?
お腹がポッコリと出て腰痛がある人は筋トレをするのもいいんですが、普段から丹田と言われるお腹のやや奥に少し力を入れるように意識していってみてください。
それだけで筋トレをしなくてもポッコリとでたお腹はましになっていきますし、お腹に力が入れば先ほど書いたようにコルセットを絞めたような状態に体がなりますので、腰まわりが安定して腰痛がでにくくなります。
あとは正直、最初は今まで使っていなかった筋肉を使うことになるのでしんどく感じますが、継続して慣れていくことでそのしんどさも感じにくくなって行きます。
まとめ
お腹がポッコリと出てきてしまうということは、普段からお腹の筋肉をうまく使えていない証拠でもあります。
そして本来お腹の筋肉は腰に巻くコルセットのような働きをしているので、その筋肉が使えていないということは腰痛を発症しやすいということでもあります。
お腹がポッコリとでてくるとともに腰痛が出てきた方は、普段からお腹の力が抜けすぎないように少し力を入れて使っていってあげてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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