腰痛の人には耳の痛い話
腰痛に悩んでいて、色々な本を読んだりインターネットで情報を検索するけれど、どれも同じようなことばかり書いているじゃないか…と思ったことはありませんか?
肩こりや腰痛で当店に来られた方に普段の日常生活で行ってほしい注意点をお伝えしているんですが、たまに「それヨガの先生に言われたことある。」「ウォーキング教室の先生が言っていた」「テレビで言ってました」といったことをお客さんが話されることがあります。
これね、「ならすぐに始めましょう」ですよね。
腰痛に悩む方程このようにすでに知っていると、その情報を切り捨てようとされます。
そうじゃなくて、知っているとわかった気になるのが大切なんじゃなくて、実際に行動に移すことが大切なんです。
今日の明日で芽は出ない
もしかしたら言われたときはまだ、腰痛がなかったりそれほど肩こりや首の痛みはひどくなかったのかもしれません。
そうなるとなかなか言われたり話を聞いても右から左へ流れてしまうのはわからなくもないんですが、それでもできることなら実践していってください。
それによって腰痛や肩こりの予防にもなりますし、これはほかのことにも言えますが、今日行って明日に芽が出ることなんてないんですから。
いつもの日常生活で、積み重ねたものによって体って作られていきます。
なのでその先生などに言われたことがホントに自分の体にとって効果が出るまではそれなりの期間が必要となってきます。
となれば、早ければ早いほうがいいんです。変な癖や習慣もつきませんし。
まずは置き換えられるところから
とは言っても、言われたことを全部するのは無理でしょうし、あなたの体にとって必要なことの優先順位もその時の状況によって変わってくるでしょうし、
なんでまずは置き換えられることから行っていってみてください。
例えば、「歩くときは腕は前に振らないで後ろに引くようにしてください」と言われたとしたらこれってどうですか?今までの生活で特に時間を作ったりしなくてもそのまま置き換えることができますよね。
歩くって毎日行う動作ですし、その時に前に振っていた腕を後ろに引くようにするだけですから。
あとは姿勢なんかもそうですよね。
お腹を突き出して立っていたのを、お腹に力を入れてお尻を絞めるようにして立つようにする。
これもわざわざ特別時間を作って行わなくてもできますよね。
まずはこういったところからですね。
あとはいきなり毎日40分は歩いたほうがいいと言われても、なかなか40分を作り出すのって難しいかもしれませんが、通勤の時に一駅歩く、買い物を歩いて行くようにするなど、こうやって生活の一部を入れ替えてもらうとまるまる40分作らなくてももう少し短い時間作れれば同じような生活のペースを保てますし、
ストレッチなんかもテレビを見ながらしたり、簡単な運動なんかも仕事と仕事の合間の一息つくときにこまめに行うようにしてみたり。
まとめ
腰痛がなかなか治らないと悩んでいるあなた、口癖が「それはもう知っている」になっていませんか?
少し耳が痛いかもしれませんが、知っていたところでなんの価値もないんです。実践に移してみて、修正して継続して初めて価値が出てくるんです。
大切なのは知識をため込んだり、いい話を聞くだけということではなく実践していくことです。
先ほど書いたように今日の明日で芽は出ません。早速そうなんだと思ったことは実践していきましょう。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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