何もしてないのに腰痛・肩こりで悩む理由
特に重たい荷物を運ぶような仕事で腰を酷使しているわけでないのに腰痛が出る、テニスなど腕を酷使するような運動をおこなってもないのに肩こりがひどい…と悩んでいませんか?
何もしていないのに腰痛になった。何もしていないのに肩がこった。
こういった事はたまに聞きますし、実際にあなたもこんな経験はあるかもしれませんね。
それじゃあどうして何もしていないのに腰痛になったり肩がこって悩むはめになるのか?今回は何もしていないのに腰痛や肩こりに悩まされる原因についてお伝えしていきます。
何もしていと感じる生活を繰り返しているから
結論から言ってしまうと、とくに何かしたわけでないのに肩こりや腰痛に悩まされる原因は、あなたが「何もしていない」と感じる生活を繰り返しているからです。
ほとんどの腰痛や肩コリは数日で起こるようなものではありません。
事故などは別として、たとえぎっくり腰であっても起こる時は確かに急です。急なんですが、腰の状態がぎっくり腰が起こる筋肉の状態に長い時間をかけてなってしまってて起こっているので、決してその場でいきなり起こったものではありません。(ぎっくり腰の場合は「何もしていないのに」と言われる方はほぼほぼいないでしょうけど)
つまり自分では「何もしていない」と思う毎日の習慣や日常生活の繰り返しで腰痛や肩こりが起こってしまっているんです。
毎日デスクワークで淡々とパソコン作業を繰り返して帰って食事をして寝る。
毎日あれこれ家事をこなして同じ作業を同じようなリズムで繰り返し過ごす。
極端に言えばデスクワークを毎日繰り返すことで肩周辺に疲労が蓄積したり筋肉が固くなり、それが限界をむかえて肩がこりだすんです。
掃除機をかけたり拭き掃除をおこなったり、その後はソファーで長時間座っていたり、同じ生活リズムを繰り返すことでだんだん腰に負担がたまり腰痛になるんです。
腰痛や肩こりを治したければ何かしなければならない
これが「何かをした」と感じられる生活を繰り返したなら、その肩こりや腰痛は今とは違っているはずです。
これは良くも悪くもなんですが、例えば整体で体を整えたり、ジムで体を動かしたり、体操教室に通ったりといったことをおこなっていれば、そもそも腰痛や肩こりは出なかったかもしれません。
反対に引っ越しで重たい荷物をなんどを運んだ、旅行に行って何時間も歩いたのであれば今よりも腰痛はひどくなっていたかもしれません。
といったように。
すべて結果論と言われてしまえばそれまでなんですが、
それでも「何もしていない」のに肩コリや腰痛で悩んでいるのであれば何かをしないといけないということなんです。
今の「何もしていない」と感じるような毎日の生活リズムや習慣、体の使い方を繰り返していてはダメなんだということなんです。
腰痛や肩こりはサイン
何もしていないから肩こりや腰痛になったのはたまたまだろうと今までと同じことを繰り返してしまうと、腰痛や肩こりが続いたり、一旦楽になたとしてもまた悩むことになるでしょう。
「何もしていないのに」と感じているのに腰痛や肩こりが出た時には、それは何かをしなくてはいけないサインです。
「何かをした」と感じるくらいの生活を変化させることで今までとは違う結果が出るんです。
とくに何もしていないといったことを話される方は、体のケアが少ない傾向にあるので、まずはしっかり体のケアを自分の生活の習慣の中に入れてみてください。
まとめ
とくに普段の生活で何かしているわけでもないのに肩がこったり、腰痛が出てきてしまう…なんて人もいると思います。
ですが毎日生活を繰り返しているわけで、何もしてないなんてことはないんです。
つまりその普段の何もしていないと感じている生活で、肩や腰に負担を募らせてしまっているんです。
なので何かしていないと感じていて肩がこったり腰痛が発症してしまうならば、それは毎日の生活リズム、習慣、体の使い方を変えないといけないというサインなんです。
腰痛や肩こりに悩みたくないのであれば「何かをした」と感じるほど生活を変化させてみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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