太極拳を習ってて
腰痛になった時にまずするべきこと
先月から、最近になって座っていて立ち上がる時や、夕方になって立っている時や何年も通っている太極拳の後になると腰に痛みを感じるといった悩みの方に来店いただき、その腰の痛みもだんだんと改善してきました。
最近は市町村でも太極拳などの教室を行っているところも少なくないですし、気軽に週一回から二週間に一度くらいのペースで太極拳をみんなで行うような教室も増えていますね。
そこで今回は、太極拳を習っていて腰痛になった時に整体師の目線から、まず行ってほしいことについてお伝えしていきます。
太極拳を習っていて腰痛になった人に何をしてもらったのか
それじゃあこの方に何をおこなったの?ってことなんですが、当然腰痛の原因となる部分を見つけて施術してはいったんですが、先ほど書いたようにこの方は何年も太極拳をされていて、その太極拳で教わっていることを家でもしましょうといった話をさせていただきました。
といっても、家で太極拳をしてくださいねってことではなくて、太極拳てやはり姿勢なんかについてもしっかり教えてもらえるようで、その先生に普段指摘されたり教えてもらっていることを、生活でもおこないましょうといったことです。
あんがい太極拳を習いに行っている時と、普段の生活は別物と切り離して考えている人は少なくないですが、実は腰痛を治すために大切なのは上記のような考え方だったりします。
日常生活に応用すれば腰の負担が減る
例えばお腹は少し引っ込めるようにしたり、お尻の穴を閉めるようなイメージで立ったり、重心の位置が前にならないように注意したり、足が内またにならないように気を付けたり反り腰にならないようにしたりといったことです。
もしあなたが太極拳をされていたり、ヨガなどされていてもこういった指摘はうけると思うので聞いたことあるんじゃないですか?
こういった姿勢にかかわるアドバイスってヨガや太極拳をおこなう時だけではなくて普段の生活でもすごく大切で、普段の生活でも意識してもらうとそれだけで腰にかかる負担はぐっと減るんです。
せっかく持っている知識を使おう
当店に来られた方も、そういった姿勢や体の使い方の指摘は受けていて、太極拳の最中は意識されていたようですが、来ていただいて姿勢を見せていただくとお腹の力は抜けてしまっていたり重心の位置が前にいってしまっていたんです。
こんな感じで、おなかを前に突き出し背中が丸まってしまっていたんです。
それだけで痛みがすべて良くなるとは言いませんが、おこなうことで予防できることも沢山あることは確かです。
それならせっかく腰痛を出しにくかったり、良い姿勢の知識があるなら普段からその知識を生かしておこないませんか?ってことです。
実際に来店されたお客さんは、普段の生活でも太極拳の教室で指摘されるところを意識しておこなってもらうことで痛みが改善していきました。
まとめ
太極拳やヨガを習いに行かれている方は、そこで姿勢についてや体の使い方について教えてもらうことがあるはずです。
ですが多くの人は、太極拳などの教室と普段の生活とを切り離して考えてしまっています。
そうではなく、そういった知識は普段の生活に応用することで腰にかかる負担を減らすことができます。
なので腰痛が出てしまったときは、病院を探したり治療に行ったりも大切ですが、腰に負担をかけないようにするためにも、太極拳などの教室で得た知識を普段の生活でも意識してみてください。
それだけで腰痛が楽になることは本当に多々ありますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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