神橋筋整体院
腰痛で筋肉をつけるより大事なこと
腰痛を治すためには筋肉をつけることが、とても大切だと考えていませんか？
最近は健康維持んためにも、結構筋トレやトレーニングなど「筋肉をつけよう」、「落とさないようにしよう」といったことが言われていますね。
腰痛予防や治すためだけに限らず、歳をとっても歩くことができるように、基礎代謝を上げて太りにくい体にするために、それこそダイエットのために等々、目的は多々あますが。
貯筋なんていう筋肉を貯金しようなんて言葉を見かけるぐらいですから。
腰痛にもやはり筋肉を落とさないようにすることは大切で、実際に筋トレは腰痛予防になります。
それじゃあ筋肉をつければそれでいいのか？って言うと、決してそんなことなくて、今回は筋肉をつけることよりも大切なことについてお伝えしていきます。
普段から筋肉を使ってあげること
腰痛予防や改善のために筋トレや筋肉をつけることもいいですが、それより大切なのは普段の生活で筋肉を使うことです。
まぁ筋トレをすればその時に筋肉を使うんですが、そうじゃなくてそれ以外の生活でも使おうということです。
さらに言うと、何気ない時にも使ってあげることが腰痛予防では大切です。
荷物を持ち上げたり、運動をしたり、ものを運んだりするときは誰だって意識して筋肉を使います。
でもそれこそ今、パソコンなりスマホなり見ているあなたはどうですか？
筋肉を使うという意識はありますか？できるだけ楽をしようとだらけきっていませんか？
腰痛を予防したり治すために大切なのは、こういった何気ない日常生活の場面です。
座るときなら骨盤を立てるようにおなかに力を入れたり、立つときなら姿勢をだらけさせないように背中の筋肉やお尻の筋肉を使ったり、こういった日常生活のよくある当たり前のシーンで筋肉を使ってあげることが、筋肉をつけてムキムキになるより大切なんです。
腰痛になるのは普段から筋肉を使えていないから
私も人の体を施術させてもらったり、いろんな腰痛の方をみせていただいてますが、腰痛になる方ってのはこういった普段の何気ない場面で筋肉をつかえていないことが多いように感じます。
使えていないと言ってもこれは言葉のあやで、実際は立つためにも筋肉は使うし、座っていても体を支えるために筋肉は使います。
使うんですが、使っている筋肉の量が少ない、または入れる力が少ないといった表現のほうがピンときやすいかもしれませんね。
例えば腰痛の方に多いのが、骨盤(腰)の位置が下に下がってしまっていることです。
これは骨盤周りの筋肉をきちんと使っていないことで骨盤が支えられずに下に下がってしまっているんです。
そうすると、そんな状態でも体を支えるためには腰の筋肉が、きちんと腰以外のお尻やお腹、足の筋肉を使って骨盤を支えている人よりも必要以上に働く必要があります。
その負担が積み重なることで腰痛が発症してしまうんです。
他にも筋トレで足を鍛えていたとしても、荷物を持つときにしっかり荷物に近づかずしゃがまずに腰だけで持ち上げれば、瞬間的に腰に大きな負担がかかってぎっくり腰になることもあります。
鍛えたからには使ってあげる
あなたはなんのために筋肉をつけようと思ったんですか？見た眼を良くしたいためだけですか？
それならそれでもいいんですが、もし腰痛を予防したり治したいというのであれば、筋肉をただつけるだけでは不十分で、その鍛えた筋肉を普段から使ってあげる必要があります。
なので、筋トレや筋肉をつけることも大切なんですが、普段の何気ない時でも筋肉を使うように意識してください。
そのためには、わかりやすいのはやっぱり姿勢を正そうとすることですね。
そうするといやでも筋肉をしっかり使わないとよい姿勢を保てませんので。
まとめ
腰痛を治すためには筋肉をつけることが大切だと考えている方は多いでしょう。
確かにそれは間違ってはいませんが、筋肉をつけるよりも腰痛を予防したり治すために大切なのは、普段から筋肉をしっかり使ってあげることです。
せっかく筋トレなどをしていても、普段の日常生活で背すじを丸めたり、だらけた姿勢をとってては、鍛えた筋肉をいかせず宝の持ち腐れです。
筋トレやトレーニングの時だけでなく、普段の日常生活から鍛えた筋肉をしっかり使えるよう、まずは姿勢を常に正すことを心がけてみてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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