腰痛知らずになるために必要な「基準」
腰痛を全く感じない時もあれば、いきなり腰痛に悩まされることもあり、いつ腰が痛くなるのか不安だ…と悩んでいませんか?
このように腰痛が出たり引っ込んだりしているという方も少なくないでしょう。
今ある腰痛をどうにかしたいというのも大切なんですが、今回はもう少し前進して、あなたが腰痛知らずになるためには何が必要なのか?について書いていきますね。
腰痛を繰り返すのは基準がないから
で、結論から言うと腰痛知らずになるためには、題名に書いてあるように「基準」というのが必要になってくるんだと考えています。
なんの基準?と思うかもしれませんが、あなたの体に腰痛が出ない基準です。
これは細かく分ければ姿勢の基準であったり、体の使う量の基準であったり、仕事の仕方の基準であったり、座り方の基準であったり、歩きあたの基準であったり、多々ありますがそういったものをまとめたものです。
というのも、腰痛が出たり引っ込んだりを頻繁に繰り返したり、長い間腰痛が続くという方はこの基準がしっかり自分でわかっていないんです。
その証拠に、あなたの今の腰痛はどうして出たんですか?といった質問をされたとしたらあなたはなんと答えますか?
どうしてだろう???とならないですか?
それが本当にあっているか間違っているかは別として、自分で腰痛が出ない基準がある方は「ここ数日仕事は座るときに骨盤が後ろに倒れてしまっていた」「歩く歩数が極端に少なく体を動かしていなかった」「夜のストレッチをさぼっていた」など、自分の腰痛の出ない基準と比べ何がいけなかったのかを答えることができます。
基準があれば行動を起こせる
答えがわかれば、あとはそれを改善していくだけですよね。
反対に何が悪いか見当もつかず、ただ漠然と腰が痛いのを何とかしたいと考えていても、何をすればいいのかわからず行動に移せません。
つまり腰痛をなおすための的確な行動をとるためには、自分が腰痛が出ていない時はどのような姿勢をとって、どのような座り方をして、どのような仕事をこなして、どのような体の使い方をして、どのような食事の量をとって、というのがなんとなく理解している必要があります。
それが自分の腰痛の出ない基準となって、腰痛が出た時はそれらの基準と比べられ、それをもとに行動することができるんです。
体型を維持するのも似たようなもの
と、痛みのこととなるとなんだかややこしいですが、例えばあなたが今の体型を維持するための生活の基準ってなんとなくわかっていません?
これくらいの量は食べていい、これだけ食べると食べ過ぎで体重が増えそう、毎日このくらい体を動かさないと、この運動は隔日でおこなわないと、といった感じで。
もし体重が増えてきたときは、その基準と比べて問題点を見つけてそこを改善して体重を戻そうとしようとしません?腰痛もこれと同じです。
基準は必ずしも正しいとは限らない
この基準は絶対にあっているものではなく、時には自分の思い込みで間違っていて書き換えていかないこともあります。
姿勢なら、自分では正しいと思っていたけど専門家に見てもらうと実は腰が反ってしまっていたなんていうように。
それでも、基準がないと先ほど書いたように、何が問題だったのかわからず対策が立てられないんです。
まずはあなた自身の体がどういったときに腰痛が出ないのか?どうしたときに出てしまうのか?ちょっと自分の体に興味をもって考えるようにしてください。
確かにいちいち考えたり反省点を上げたりと面倒なことかもしれませんが、その積み重ねが基準を作り、あなたを腰痛知らずにしていってくれますので。
あなたにとってかけがえのないあなたの体のことですので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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