腰痛がなかなか良くならない時こそ…
ストレッチをしたのにどうして腰痛が良くならないんだろう。
運動をしはじめたのに一向に腰の痛みが良くならない。
ヨガがいいと聞いてやってみたけど全然腰の痛みは変わらなかった。
こんな時なんだか落ち込んだり、悩んだり、モヤモヤした気分になったりとそういった気持ちになることがあるかもしれません。
その気持ちもわかります。
だけど今ある腰痛を改善したいなら一度考えてほしいのが、目標達成したときばかりに目がいってませんか?ということです。
痛みのなくなった自分の姿をイメージすることは、腰痛を治すうえでプラスに働くこともありますが、あまりにそればかりを考えると腰痛が治らないマイナス要因の一つになることもあります。
目標達成には行動が必要
今の場合なら目標達成は腰痛がなくなったり、日常生活で腰痛によって不便を感じないということですね。
これは体のこと以外でもそうですが、目標を達成するためにはそのための準備や行動が必要なんです。
例えば野菜を収穫(目標達成)したければ、畑を耕して種をまいて日々世話をしたりといった準備や行動が必要です。
山頂からの絶景を見たければ(目標達成)、当然そのために山の頂上まで登らないといけません。
腰痛を改善させようとするのなら、そのためにストレッチをしたり、体を動かすようにしたり、姿勢に気を付けたり、整体で体を整えてもらったりといったことを継続していく行動が必要なんです。
結果を早くと望むほど今の状況がつらくなることも
もしあなたがこれから腰痛を改善していこうとする中で、すぐに結果が出ないかもしれません。
ストレッチが自分に合っていないということが起こってくるかもしれません。
いくら運動しても一行に変化がないかもしれません。
本当は気をつけたくない姿勢を正さないといけないかもしれません。
そんな時、やる気をなくしたりあきらめそうになったら、ちょっと思いだして見てください。
自分は目標達成したときのことばかりに関心がいっていないか?と。
目標を達成すればさぞかし爽快だろうと、早く早く早くと思えば思うほど現状の自分がしんどく感じるといったことは多々あります。
そうではなく、一見失敗に思えることが、無駄かもしれないと思える行動の継続が、毎日のちょっとした心がけが、必ず目標達成のための糧となっているんです。
それなのに結果ばかりを早く求めてしまい、それらが全くの無駄であるかのように感じて、行動をやめてしまうことはとてももったいないことです。
もちろん行動をあきらめるんだから、腰痛だって変化していきません。
目標達成できるほど行動できているのか?
一見無駄のように思える行動でも、積み上げていくから腰痛が改善(目標達成)していくんです。
またなかなかよくならないと焦ってしまうときには、ほんとに自分は腰痛を治すための行動をとっているのか?そのための量をこなせているのか?続けられているのか?やり方が雑になっていないか?など見つめなおしてください。
目標達成に向かって行くのではなく、結果ばかりを望んで足が止まってしまって行動ができていない方のよく見かけますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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