たかが姿勢…本当にたかが!?
こういった人の体を整えていくような仕事をしていると、やはり姿勢についてもお客さんにお話する機会が多々あります。
というのも私のようなお店に訪ねてくる方の多くはそれほど普段から姿勢を意識しているといった方が少ないので。
それじゃあ、お客さんは姿勢は悪くていいと思っているか?と言うと、お話を聞かせて頂いていると決してそうではありません。
聞けば姿勢は正して生活したほうが体によさそうだと答えてくださります。
それなのに姿勢はただしたほうがいいと思っていてもなかなか正せないのは、その方の中で姿勢の優先順位が低いからだと思います。
悪く言うと、心のどこかで「たかが」姿勢といった気持ちがあるのかもしれません。
私自身も以前は心のどこかで、姿勢は良いほうがいいとは言っても、たかが姿勢を変えたぐらいで自分にとってそんな大きなプラスになることはないと思っていました。
まぁ、実際に姿勢を正したからって数日で体に大きな変化が出ることは確かにないです。
でも、最近こういった仕事で勉強を重ねるごとに思うのは本当に「たかが」なのか?といったことです。
このブログでも何度か書いていますが、頭ってボーリングぐらいの重たさがあり起きている限り基本的には常に体には5~6キロの負荷がかかるっていることになります。
これが姿勢が悪くなって頭の位置が変わることで5~6キロだった負荷が数倍になって体にかかると言われています。
そんな重たい物を体の一番上にのっけていて姿勢悪く何年も何年も過ごしていて、体に悪影響がないと思いますか?
そして、「たかが」姿勢のせいで、慢性の腰痛に悩まされたり、ひどい肩こり持ちになったり、腰が曲がってしまったり、膝が変形してしまったりする人を実際に何人も見てきました。
これだけあなたの生活に深く関わる姿勢って、ホントにたかがなんでしょうか?
上記に書いたように一日二日姿勢を意識しただけで、すぐに変化や結果が目に見えるものではありませんが、今の「たかが」姿勢を積み重ねていくとどのような結果がまっているのか?あなたが望むような体の状態を維持できるのか?
早速姿勢をしっかり正していきましょうね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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