歩くのもつらい狭窄症を治す方法とは?
脊柱管狭窄症で歩くのも立っているのも辛い…と悩んでいませんか?
歩いていると数分で足や腰に痛み痺れがでて歩けなくなったり、ひどくなってくると立っているだけでもつらくなってきて、病院で検査してもらうと脊柱管狭窄症と言われた、なんてことはよくあることです。
そして脊柱管狭窄症と診断されたものの、このぐらいなら手術はしないほうがいいと、病院では薬ばかりだしてくれるだけで一向によくなっていかない…といったことも本当によく聞きます。
よくよく考えると、そりゃそうですよね。薬が効く効かないどちらにしろ、薬を飲んだからといって脊柱管の部分が変化することはないですよね。
薬で一時的に痛みがましになっても、当然薬の効果が切れればまた痛みが出てきます。というのも原因にたいしては何もしていないんですから。
当店に来られたお客さんも、病院では脊柱管狭窄症と言われたものの薬だけで一向に良くならないということで来店されました。
●立っているのが痛くてつらかったり、歩いてるのが痛くてつらく、こちらに来る前に整形外科に行っていて狭窄症と言われて診てもらっていたんですけど結局痛み止めしか出してもらえなくて、その痛み止めを飲んでいてもちっとも変わらなくて、
また別の病院で診てもらったときは坐骨神経痛もあるのかなぁとポロッと言われて、ただそこも痛み止めの薬をくれはるだけであんまり改善されなかったんです。
こちらで施術をうけている間にだんだんといいかなぁと思うようになって、それでずっと一度続けてみようかなと思って来させてもらっていたんですけど、
今は本当に嘘みたいに楽になりました。
ちゃんと歩けますし、仕事をしていても苦にならなくなりました。
病院はただ「症状どうですか?変わりないですか?また痛み止めとシップ出しときますね。ようすみといてくださいね」と言われるだけで、
こちらでは色々としてくださるので。
整体って私は行ったことがなくて、こちらが初めてで、どんなことするのか半信半疑で来たんですが、ありがとうございます。
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません。
今回は当店に来院くださったこのお客様がどのようにして、病院で変わらなかった歩くのも辛い脊柱管狭窄症が改善していったのか?をお伝えしていきます。
狭窄症は身体の状態の影響を大きく受ける
まず知っておいてほしいのが、腰椎ヘルニアやすべり症、脊柱管狭窄症などの神経が関わる足腰の痛みや痺れなどは、身体の状態、特に筋肉の状態や身体の歪み、炎症の有無の影響を大きく受けるということです。
例えば背骨の骨を支えている筋肉が緊張し硬くなったとして、するとその筋肉は硬くなることで血液の巡りが悪くなり疲労物質などの老廃物がたまることで力を発揮できなくなります。
すると背骨を支えられないため、背骨と背骨の間にあるクッションの椎間板に潰れるよな圧がかかり、椎間板の突出が悪化しヘルニアの症状が強くなったり脊柱管が狭くなり狭窄症の症状が悪化してしまいます。
また体が歪み腰の骨が本来持つカーブが減少してしまうと、上半身の重さを分散出来なくなり椎間板が潰されたり関節の変形した部分が神経に当たりやすくなり神経症状を強くだしやすくなります。
実際にはこんなに単純なものではありませんが、それほど筋肉の状態や身体の歪み、炎症の有無は狭窄症や椎間板ヘルニアなどの神経症状に大きく影響を与えるということです。
狭窄症があっても症状は減っていく
言い換えると、脊柱管狭窄症であっても筋肉の状態を良くし、身体のバランスを整え、炎症をなくせば脊柱管は広がろうとして腰だけに負担が掛からず分散されるため症状が減っていくんです。
当店では何を行ったのか?
それじゃあ当店では何をおこなっていって歩くのも辛い脊柱管狭窄症が良くなっていったかというと、動画でお客さんが話されているように色々です。
ただ、簡単に言うとそもそも脊柱管狭窄症は腰に負担がかかることが積み重なって起こる症状です。
負担が積み重なることで椎間の間隔が狭くなったり、骨に変形が見られたり、椎間が変形したりといったことが起こってきます。
さらにただでさえ狭くなった脊柱管が体の歪みや、筋肉の状態、炎症によってさらに狭まろうとしたり、神経が刺激され症状が悪化します。
なので、改善していくためには体のバランスを整え、筋肉をやわらげ、炎症を取り除いていき、腰に負担をかけないようにしていくことが大切となってきます。
当店ではまず、骨盤につき上半身を支えるお尻の筋肉や、骨盤の傾きに関わる大腰筋などの筋肉を整えながら体のバランスを整え姿勢を正し、腰周辺に負担がかかりにくくなるように施術を行っていきました。
このお客様の場合は、骨盤が後ろに傾き背骨が本来持つS字カーブが失われ、腰に負担がかかりやすくなってしまっていたため、特にその部分を重点的に施術を行っていきました。
さらにいくら施術で体を整えていっても、生活習慣が悪いと施術の効果も持続されず、いつまでたっても治っていかないためそのあたりもお伝えし実践していただきました。
実際に日常生活で意識していただいたことを一部紹介すると、
●座るときには骨盤を起こして背中を丸めて座らないようにする
●痛みの強さを見ながら極力体を動かすよう、歩いたりする
●同じ姿勢を長時間続けないよう、30分から1時間に一度はその場で歩いたり体を動かす
●立つ時にもお腹に少し力を入れ、お尻の穴を軽く閉めるようにする
●顔を洗う時や荷物を取るときに腰だけかがめないで、しっかり膝を使う
●ストレッチで毎日ケアを行う
こういったことをお伝えし実践していっていただきました。
といっても、整体は魔法ではないのでやはり最初は一週間に一度のペースで1~2か月、その後2週間や3週間と少しずつ間隔をあけながら施術を繰り返す必要はあります。
ただ、そうやってきちんと原因を探り、施術をおこなっていくと改善していくものなんです。
薬を飲んでいてもなぜ狭窄症が改善しなかったのか?
今回来店された方のように、病院へ行っても手術をしなければ痛み止めを飲んで様子を見ようといわれることは非常に多いです。
ですが、いくら痛み止めを飲んだからと行って脊柱管が開くわけでもありませんし、そのために体が変化するわけでもありません。
痛み止め自体が悪いものであるというつもりはありません。脊柱管狭窄症の症状を改善していくうえでもプラスに働くこともあります。
ですが、薬だけ飲んでいるだけでは原因が改善されるわけではないのでどうしても不十分です。
まとめ
脊柱管狭窄症で足腰が痛かったり痺れて歩くのも辛いという方は多いでしょう。
そんな方に知ってほしいのは、腰椎ヘルニアやすべり症、脊柱管狭窄症などの神経が関わる足腰の痛みや痺れなどは、身体の状態、特に筋肉の状態や身体の歪み、炎症の有無の影響を大きく受けるということです。
言い換えると、上記の部分を改善していくことで脊柱管が狭くなったままでも今回来店されたお客様のように症状は軽減していくということです。
もちろん痛み止めなどの薬を飲むことも悪くはありませんが、それだけでは狭くなった脊柱管や周辺の筋肉の状態、体の歪みなどは一向に変化しません。
そのため、きちんと知識ある整体院などで体の歪みや筋肉を整えてもらうことも歩くのが辛い脊柱管狭窄症を改善していくうえで一つの方法であると考えられます。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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