腰を丸めないためにすることは?
「なんだか最近腰が丸まってきているような気がする…」「周りから背中が丸くなっていると注意をよくうける」と悩んでいませんか?
街中で周りをぐるっと見渡したり、喫茶店やカフェなどで他のお客さんを見てみると腰が丸まってしまっている方って結構います。
それを自分自身で感じていたり、周りから言われるので何とかしたいと思っているけれどなかなか思うように腰を伸ばしてられない…なんて人も多いでしょう。
そこで今回は腰を丸めないために意識することについてお伝えしていきます。
腰を丸めないためにはお尻とお腹を意識する
腰がまるくなっているというのはどのような状態なのか?っていうと、下の写真のような状態ですね。
写真をみて自分もこんな姿勢になってしまっていると感じられる方もいるでしょう。
こういった姿勢は肩こりや腰痛の原因にもなってきますし、見た目にもいいとは言えませんよね。
それじゃあこういった姿勢を正していくためにはどうすればいいのか?なんですが、ポイントはお腹とお尻です。
そもそもこんな腰が丸まった姿勢になってしまうのは、骨盤が後ろに傾いてしまってるからです。
このように骨盤が後ろに傾くことによって、それにつながる腰の背骨が骨盤に引っ張られて後ろに丸まってしまい、腰が丸まった姿勢になってしまいます。
なので、丸まった腰を伸ばすためには骨盤を起こしてあげる必要があるんです。
その時に意識するべき場所が、お腹とお尻なんです。
姿勢を維持してくれるお尻とお腹の筋肉
どのように意識するのか?というと、まずはおへそのやや下腹を軽く引っ込めるように力を入れて、お尻の穴を閉めるようにイメージし骨盤を持ち上げて行きます。
おなかの奥にある腹横筋やお尻の筋肉は骨盤を起こしてその位置で維持してくれる働きがあり、腰が丸まってしまっている方の多くがこの筋肉を使えていません。
つまり上記のようにお腹を引っ込めお尻の穴を閉めるように、お腹の筋肉とお尻の筋肉を使ってあげることで腰が伸びた状態を保てるんです。
あとはやはり継続してなれることですね。
最初は今まで使っていない部分なのでしんどく感じたり続けるのが苦しかったりしますが、経験上慣れてくるとそれほど意識しなくてもお腹とお尻の筋肉に軽く力が入った状態を保てるようになります。
その状態になるまでは普段から意識する必要がありますが、姿勢というのは一生ものなので、多少つらく感じても今のうちに体に覚えさせといて損はないはずです。
早速、腰が丸まっている方は実践して慣れていってくださいね。
まとめ
腰が丸くなっていると感じたり、周りから言われることがある…と悩む方もいるでしょう。
そんな丸まった腰を伸ばすために意識すべき場所が、お腹とお尻なんです。
お尻の筋肉は骨盤を支えてくれて、お腹の奥にある腹横筋はその状態を維持するために働いてくれます。
なのでこれらの筋肉を使ってあげることで、腰が伸びてその状態を維持しやすくなるのです。
とはいってもすぐに慣れるわけではありませんが、慣れればそれほど意識しなくてもお腹やお尻に少し力の入った状態を保てるようになりますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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