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ストレスが原因で腰痛になるって本当?

 

ストレスが原因で腰痛になるって本当?

 

ストレスが原因で腰痛になった奈良県御所市の会社員

最近あれこれ忙しいし思いがけない予定が入ったり腰痛もひどいけれど、この腰痛ってストレスが原因で起こっているのかな?と疑問に思っていませんか?

 

腰痛の85%は原因が不明。こういった言葉を最近ここ数年でたまに目にするようになりましたね。

 

その原因不明の理由の一つとしてストレスによって腰痛が発生しているといったことが言われることがあります。

 

もしかしたら病院でもストレスが腰痛の原因かもしれませんね。ということを言われたことがあなたもあるかもしれませんね。

 

なんせそこらへんのおじさんが適当に言っているわけではなく、医師がそういったことを言ってるので。

 

でもホントにあなたの悩みの腰痛がストレスだけが原因で出ているのか?

 

今回はストレスがどのように影響し腰痛の原因と言われることがあるのか?などについてお伝えしていきます。

 

 

ストレスと腰痛の関係

ストレスが腰痛の原因だと言われることがありますが、どうしてそのようなことが言われるのか?なんとなくストレスは体に悪そうなものではあるけれど腰痛との関係はいまいちピンときませんよね。

 

なのでここからは腰痛がストレスの原因になると言われる理由についてお伝えしていきます。

 

●自律神経を乱す

ストレスによって乱れてしまう自律神経が腰痛を発症させる原因になります。

 

自律神経とは簡単に言うと人が生きていくうえで必要な身体の機能を自動的にコントロールしてくれる神経の事で、交感神経と副交感神経の二つに分けることができます。

 

普段は交感神経と副交感神経がバランスをとりながらお互い働いているんですが、ストレス過多になった時は交感神経の働きが強くなってしまいます。

 

すると交感神経が興奮することで、血流の抑制や疼痛緩和システムの抑制、筋の緊張を作り出します。

 

簡単に言うと、血液の巡りが悪くなり栄養や酸素が運ばれず自然治癒力が低下し、筋肉は硬くなりやすくなり、痛みを感じやすくなるといったまさに腰痛を作り出しやすい環境に体を変えてしまいます。

 

ドーパミンが分泌されにくくなる

さらに自律神経が乱れ交感神経が優位になってしまうと、ドーパミンが分泌されにくくなります。

 

人は痛みを感じると、脳からドーパミンと呼ばれる物質を出し痛みを緩和させるよう働きますが、このドーパミンが分泌されにくくなることで、痛みを感じやすく敏感になります。

 

これによってストレスが少ない時にはそれほど強い痛みでない腰痛が、ドーパミンの分泌が減ることで腰の痛みを強く敏感に感じやすくなってしまいます。

 

腰椎ヘルニアが発症しやすくなる

ストレスが溜まることで交感神経が過多となると、疲労物質が溜まってしまいます。

 

疲労物質は肝臓で処理されますが、肝臓が疲労物質の処理におわれると肝臓のその他の機能が低下してしまいます。

 

そのため新しい細胞を生成するという働きが低下し、新陳代謝が著しく低下します。

 

新陳代謝が低下すると体の至る場所に悪影響を及ぼしますが、椎間板にも影響は及び繊維輪が劣化し弾力性を失ってしまいます。

 

弾力性を失った椎間板はクッションの役割を果たせなくなり潰れやすくなり、その結果腰椎椎間板ヘルニアが発症しやすくなりそれによって腰痛が発症してしまいます。

 

 

上記のような理由でストレスが腰痛の原因と言われることがあります。

 

 

ストレスだけが腰痛の原因?

ストレスで腰が痛い奈良県葛城市の清掃員

上記のようにストレスは確かに腰痛を引き起こすことに関係していますが、本当にストレスだけが腰痛の原因になるのか?

 

仮にストレスによって腰痛が引き起こされてるとして、ストレスがわざわざ腰を選ぶのはどうしてなんでしょう?あとはストレスが原因と言われる代表格としては肩こりなんかもそうですね。

 

どうしてストレスは好んで肩や腰を選ぶんでしょう?別にお腹や足、二の腕だっていいですよね。

 

ですが、お腹や足、二の腕がストレスで痛いといった事はほとんど言われませんよね。

 

 

ストレス=腰痛ではない

たぶんこれは、ストレスはあくまで腰痛や肩こりの引き金の一つになっているものの、ストレスだけで腰痛が発症しているわけではないと考えられます。

 

そもそも腰や肩は日常生活で負担のかかりやすい部分であり、ストレスによって痛みが出てしまう状態になってしまっていたからだと考えられます。

 

なので、二の腕などの普段から負担の少ない部分であれば多少ストレスがあったとしても、それほど負担が蓄積していないため痛みまで出ないんだと思います。

 

つまり、「腰痛=ストレスだけが原因」「 肩こり=ストレスだけが原因」ではなく、あくまでもともと痛みが出る手前だった状態の部分に、ストレスが加わったことで痛みを出してしまったと考えられます。

 

となれば、ストレスを取り除くことも大切です。大切なんですが、ストレスを0にしないと腰痛が治らないわけではありません。

 

腰の筋肉の状態を整えてあげ柔軟に保ち、普段の生活で腰に負担をかけないような身体の使い方をしてあげれば多少ストレスがあったとしても痛みが改善するんです。

 

現に、病院でストレスが原因と言われた方の腰痛が、当店で施術を重ねて身体を整えていくことで改善していくといったことは多々あります。

 

ストレスを溜めないことや取り除くことも大切ですが、それだけがあなたの腰痛の原因になっているわけではありませんので。

 

 

まとめ

ストレスが原因で腰痛が出ると聞いたことがあったり、自分の腰痛もストレスが原因なのかな?と疑問に思っている方もいるでしょう。

 

確かに、ストレスによって自律神経が乱れたり、ドーパミンの分泌が少なくなったり、新陳代謝が低下して腰椎ヘルニアを発症しやすいなど腰痛を起こしやすくなります。

 

なりますが、ストレスによって二の腕が痛いとか、足が痛いってことは聞かないようにストレスだけで腰痛が起こるわけでなく、あくまでストレスは腰痛を引き起こす一つの要因で、身体の状態が大きく関わります。

 

そのため、腰痛の時にストレスをためないようにしたり発散させることは大切ですが、それだけでなく腰周囲の筋肉を整えたり、身体のバランスを整えたり、少しストレスが溜まったくらいで腰痛が発症しない状態にしていくことも大切になります。

 

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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