妊婦さんじゃないのに妊婦さんみたいに見える訳

妊婦さんじゃないのに妊婦さんに見える訳

ごくたまになんですが、女性のお客さんに「妊婦さんみたいって言われることがあるんです」といった相談を受けることがあります。

当然体型でそう見えるって方もいるんでしょうが、このような相談をされる方のほとんどが普通から痩せた体型の方なんです。

それなのにどうして妊婦さんみたいと言われることがあるのか？

この原因の一つに骨盤のゆがみとか言われることがありますが、骨盤が前に傾いていることがあげられます。

このような状態ですね。

この時に骨盤の上につながる背骨を見てほしいんですが、骨盤が前に傾くと背骨もそれについていき、ぐっと前に突き出されてしまいます。

その突き出される頂点がちょうどおへそから下腹あたりになります。

妊婦さんの場合、その部分に子供がいるのでその重さによってお腹を前に突き出し骨盤が前に傾いてしまいます。

まさしく骨盤が前に傾くと妊婦さんと同じような所が前に突き出てしまい、太っているわけでもないのに妊婦さんみたいと言われてしまうんです。

さらに骨盤が前に傾いてしまうと、お腹の筋肉をうまいこと使えなくなってしまうので、下腹が段々ポッコリとでてしまいます。

なので痩せているのにお腹の筋肉が緩み下腹だけがポッコリでた見た目も妊婦さんのようと言われる要因になります。

この状態だと腰痛も出やすいので、こういった体型の方は腰痛に悩まされている方も多いです。

で、そうみられないようにしていくためにはどうすればってことなんですが、まずは骨盤を前に傾ける「大腰筋」や「お尻の筋肉」この辺りをストレッチや体操で緩めてあげてください。

そうやって骨盤のゆがみをとるケアをしながら、もっと大切なのは普段の生活。

先ほど書いたように骨盤が前に傾くと、お腹の筋肉を使えにくくなって筋肉がゆるんでしまいます。

なので反対にお腹の筋肉を使ってあげると骨盤は元の傾きに戻りポッコリお腹はへっこんでいきます。

なので普段から少し重心の位置を後ろにして、下腹を少しだっけへっこめてあげる。

とは言ってもお腹の筋肉を使うってイメージがわきにくい方はお尻の穴をしめるようしてみてください。

お尻とお腹の筋肉は連動しているので、お尻の穴をしめるようにすると自然と少しお腹に力が入りますので。

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記事提供者プロフィール

かんばしまさとし

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。