腰痛で運動ができないときに見直すこと
筋肉を落とさないためや、体型を維持するため、体を引き締めるためにウォーキングやコアトレーニング、ヨガやジムのスタジオなど運動をされている方は多くいらっしゃいます。
ただ、そういった運動をしているうちに腰が痛くなったという方は少なくないはずです。
運動で腰が痛くなる原因は色々ありますが、やはり多いのは運動の仕方の問題です。
ウォーキングならその歩き方は本当に正しいのか?コアトレーニングやヨガなら行う時のフォームは正しいのか?スタジオなどでエクササイズをする時なら姿勢は正しく行えているのか?こういったところを一度見直してください。
と言ってもなかなか自分では間違ったところって気が付きにくいので、インストラクターや教室の先生に聞いてもらうのが手っ取り早く間違いないです。
ただ、中にはこういった運動の仕方をしっかり意識して行っているけど痛みがでる方もいます。
こんな時に確認してほしいのは、運動の量や負荷の大きさですね。
どんな正しいフォームでも自分の体にとってオーバーワークであれば体はひどいけがなどをしないように痛みという信号で伝えようとします。
ですので、早く効果を出したい気持ちはわかりますし、せっかくなら時間のあるときにめいいっぱい体を動かしときたいといった気持ちもわかりますが、それでも今の自分にとってはその量や負荷は限界を超えてしまっているので、調整するようにしてみてください。
ただし中には、ケアを怠っているために、筋肉が本来の力を出せずに痛みを出している場合もあるので、量や負荷を調節する前にしっかり体のケアを行ってみてください。
こういった事が運動で腰が痛くなる原因として多いんですが、それでも痛みが出るならば、ちょっと運動以外の普段の生活に目を向けてみてください。
というのは、普段の生活で椅子に座っているときは常に猫背になってしまっていたとすると、そこで腰に大きな負担がかかります。
そのあと運動をするとなると、腰は運動前からすでに負担が蓄積した状態で始めることになり、当然痛みを出しやすくなっています。
ほかにも立つときにお腹を突き出して立っていたり、腰が反って生活している場合もそうですね。
この時は、運動がどおのこおのよりも、そもそも普段の生活に原因があるので、いくら運動だけ見直しても腰痛が改善しにくいんです。
えっ!?でも、運動で筋肉をつけないとそもそも日常生活でいい姿勢を保ったり、腰の負担を軽減できないんじゃないの?って思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
生活する上での基礎的な筋力は普段の生活での姿勢を意識したり、歩き方を気を付けたり、階段を使うようにしたりなどしたほうがよっぽど自然に必要な筋肉が鍛えられます。
ですので、運動でどうしても腰痛がでてしまうという時は、まず日常生活で楽をしているところを削ってください。
これによって腰に必要な筋力がついたり、腰の負担を軽減することで運動しても腰痛のでない身体になって行きますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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