その腰痛は食べ過ぎが原因かも
腰痛の時にはその原因となることが多いのは筋肉の固さや縮んだ状態などの問題です。
なのでまずは筋肉を整えていくことが大切なんですが、筋肉の問題以外でたまに見かけるのが、暴飲暴食です。
実は暴飲暴食になることが多い方は、それが原因で腰痛が出ていることがあります。
というのは、身体を治すためにはエネルギーが必要です。腰痛ももちろん治すためにはエネルギーが必要となってくるわけです。
じゃあ腰痛が治らないのはエネルギー不足だと思って食べ過ぎるのはやめてくださいね。
基本的に、一般的に普通の食事量といわれる量を取っていれば、エネルギーが足りないなんてことはありませんので。
そうではなく、暴飲暴食でお腹いっぱい食べてしまうと体のエネルギーが消化(胃で消化したり、それを腸のほうに運んだりするために)に向かってしまいます。そして肝心の腰を治すエネルギーが損なわれてしまうんです。
また、腹の中に多くの食を取り入れるとお腹がはって、腹圧が高くなってしまいます。
すると腹圧が高くなることで、腰周辺の筋肉を圧迫して固くしてしまったり、楽な体勢を取るために姿勢を正すことができなくなり腰痛が治りにくくなってしまいます。
また、無意識に動く量が減ってしまうのも腰痛が治らない大きな要因ですね。
それ以外にも、例えば重たいものを持つときってぐっと足やお腹にも力が入りますよね。
結構無意識におこなっていると思いますが、意識してもらうとお腹にも力が入って引き締まろうとしているのがわかると思います。
これがお腹がパンパンで腹圧が上がっているとそのせいでお腹の筋肉に力を入れづらくなるんです。で、その分腰の筋肉に頼ることが多くなり腰痛が取れなくなります。
このように、一見腰痛と関係なさそうな食事の量ですが、普段から暴飲暴食が多くなっている方で腰痛が良くならないというときは、食事の量を見直してくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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