肩の動きが悪い時のストレッチ方法
五十肩や四十肩などの腕が上がらなくなったり痛みを出したりする症状や、
肩や腕の動きが悪くなったときの原因となる一つに肩につく筋肉の問題があります。
その筋肉が腱板と呼ばれる四つの筋肉です。
この腱板が固くなってしまうと、肩の動きを制限してしまい動かしずらくさせます。
どういった筋肉かというと、
上のイラストの赤とオレンジの部分にある、肩甲骨の前後につく筋肉です。
なので今回はこの腱板の筋肉のストレッチを書いてきますので、肩や腕の動きが悪い方はおこなってみてください。
まず一つ目が、下の写真のように両手を背中へ回し片手で反対の手の手首を握ります。
その状態から下の赤の矢印の方へ両手で20秒引っ張り合いをします。
肩の動きが悪くなっていると、写真ほど後ろに手が回らないことがありますがその場合は、もっと下のほうでおこなってもらっても大丈夫です。
次に片手を腰に当て、その腕の肘を下の写真の赤矢印の方向(自分の体の前面)へ20秒寄せていってください。
次に動かしにくい腕を斜め上にあげて、反対の手でその上げた腕の肘を持ち、下の写真の赤矢印のように、上げた手先の方向へ20秒引っ張ってください。
最後に、先ほどのストレッチの上げた腕の位置をさらに高く上げて、同じように上げた腕の手先の方向へ反対の手で20秒引っ張ってください。
ポイントはどのストレッチも背中を丸めずに背筋を伸ばしておこなうことです。
またいきなりグッと引っ張ったり力を入れないで、ゆっくり少しずつ力をいれておこなってください。
それ程大きな筋肉ではないので、わずかに伸びている感覚でOKです。
後はやはり続けることが大切ですので、腕や肩が動かしにくい方は是非おこなっていってみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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