腰痛の本当の原因は病名だけではわからない

腰痛の本当の原因は病名だけではわからない

腰痛を改善していくためには原因を明らかにしていくことは大切なことであると考えています。

なんせ原因がわからなければ、どうしていったらいいのか？もわかりませんし。

ただ、原因というとどうしても多くの方はレントゲンを撮って背骨の間隔が狭くなっているとか、MRIを撮って椎間板が飛び出ているとか、脊柱管狭窄症という診断などそういったことを知ろうとされます。

これ自体が悪いわけではありません。

今の体の状態を知ることは改善のための大きなヒントにもなります。

ただ、病名＝原因ではありません。

病名＝原因と考えてしまうと、例えば腰椎椎間板ヘルニアと言われたとしたら、ヘルニアで飛び出たところを手術するか、

実際に手術となればいいですが、手術するほどでもないと言われると、もうどうしようもないとあきらめてしまっている方が非常に多いので。

当然、諦めてその腰痛が良くなることはありませんよね。

それに大切なんは先ほど書いたように病名ではありません。

腰椎椎間板ヘルニアになってしまうほど腰に負担をかけてしまっていたのが問題で、この問題こそがホントの原因なんです。

それにここを無視すると、いくら手術をしてもまた少しずつ腰に負担をかけてしまい、痛みを出してしまうといったことは言われると想像できると思います。

それに腰椎椎間板ヘルニアになるほど負担が腰にかかっているわけですから、もしヘルニアまで行かなくてもいつ腰に痛みが出てもおかしくない状態なんです。

なので、病院で原因がはっきりしないと腰痛を改善していくためにも、この腰に負担をかけていた部分が重要なんです。

もう少し言うと、腰に負担をかけてしまう原因は多々ありますが、その中でもよくある姿勢が悪いことを例えにすると、

それじゃあどうして姿勢が悪いのか？このあたりまで深く考えることが必要になってきます。

ここまできてようやく腰痛のホントの原因といっていいくらいですね。

このような深いところは、知識が必要になってきますし目に見えるものではないので、ついつい目に見える原因を求めてしまうことは仕方ないのかもしれません。

が、いくら病名や椎間板が飛び出ている、神経に触れているという事実だけを追い求めて色々病院を回ったり、あちこちで検査をうけてもそれだけでは治ることはありませんので。

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記事提供者プロフィール

かんばしまさとし

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。