歩く時に身体がぶれる人は腰痛になりやすい
たまに街中で歩く方を見ていると、体が左右にぶれながら歩かれている人を結構目にします。
そのぶれ方も色々ありますが多いのは、
このようにお尻を左右に振りながら歩いている方や、
肩を左右にゆらしながら歩いてる方、
これは一見ぶれているわけではないんですが、ぶれないために左右の足の間隔を大きくとっている方もいますね。
こういった歩き方をされている方は腰痛が出やすかったり、腰痛がなかなか治らないと悩んでいる方に多いんです。
その理由としては色々ありますが、
このようにぶれる歩き方をしていると、腰を支えるお尻や足の筋肉が使えなくて弱って腰痛になりやすくなる。
そもそもお尻や足の筋肉が弱っているのでぶれずに歩けなくて腰痛が出やすい。
上半身のバランスをとるために腰の筋肉が、きれいな歩き方の人よりも働きすぎるために腰痛が出てしまう。
股関節周辺の筋肉が固くなってしまうために結果として腰痛が出やすくなる、などなど。
理由はどうあれ、このような歩き方になってしまっていると腰痛に注意が必要になってしまうということです。
上の写真のように、様々な歩く時に体がぶれてしまう歩き方があり、細かな体がぶれる原因は歩き方によって変わりますが、共通して言えるのはお尻の筋肉をきちんと意識できていないということです。
基本的にぶれずにまっすぐ歩くためには、しっかり骨盤を安定させる必要があり、この安定に大きくかかわるのがお尻の筋肉です。
お尻を意識できていないと、骨盤を安定させることができずに歩く時にぶれてしまうんです。
なのでお尻を締めるような意識を持つようにしてください。
その際に、足のつま先をわずかに外に向けてあげるとお尻に力が入りやすくなるのでここも一緒に意識してみてください。
反対につま先が内を向くとお尻に力が入れにくく、歩く時にぶれやすくなるので注意してくださいね。
とくに腰痛の方は歩くという毎日行う、それも何千歩と行う動作なので、ここで一歩ずつ腰に負担をかけないようにしていってくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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