肩こり改善にストレッチが
勧められるのはどうして?
肩こりを改善させようと思ってまず考え付くのはストレッチや体操じゃないですか?
それほど肩こり改善のためのストレッチや運動は書籍やテレビ、インターネットなど色々なところで紹介されていて目にする機会が多いですよね。
でもどうしてこんなにも肩こり改善のためにストレッチや体操が進められるのか?
肩の関節というのは、お皿のようなくぼみに頭の丸い棒が入っている状態で、すごく浅くつながった状態です。
なので簡単に外れやすい構造で、脱臼なんかもよく聞くことがありますね。
ただ浅くつながっているからこそあらゆる方向に動かすことができます。
これがもしもっとはっきりした凹凸によってつながっていると安定はしますが、ほとんどの方向に腕が動かせなくなってしまいます。
なので、浅くつながっているぶん簡単に外れないように靭帯や筋肉によって囲まれているんです。
こういったものがいろんな方向に動く関節なんですが動かさないことで固くなってきてしまいます。
外れないように囲んでいるものが固くなるとそれによって肩は動きが悪くなってしまいさらに固くなるという悪循環ですね。
さらに筋肉が固くなることで血液のめぐりが悪くなり老廃物が溜まったりで肩こりを感じるようになっていきます。
最近は便利な世の中なのでそんなに肩や腕を大きく動かすことがないですよね?なので肩こり改善のために色々な運動やストレッチが進められているんです。
つまり、腕や肩を普段から大きく動かしていればストレッチや体操を必ずしもしないといけないわけではないんです。
とは言っても、なかなかそれこそスポーツでもしていないとそんな機会もないのは確かですが、
歩く時にはしっかり腕を大きく振るようにしたり、
車の拭き掃除や家の掃除でもめいいっぱい腕を伸ばすようにしたり、
お風呂でも背中をしっかり腕を回して洗うようにしたり、
このように意識して普段の生活で腕や肩を大きく動かすことで、普段使われないストレッチや体操でしか伸ばされない筋肉を使うことができますので、できるだけ大きく使うようにしてみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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