腰痛・肩こりが治りにくい人の共通点
毎日色々なお客さんを見せていただいていると、症状が治りやすそうな人と、治りにくいもしくは治らない人がなんとなく感じられるようになってきます。
治りやすい方、治りにくい方それぞれ色々な特徴がありますが、その中でも頭の柔らかさ柔軟さは大きく改善とかかわっていると考えています。
やはり頭の柔軟な方は治りやすいです。
人の意見に
「あー、そーなんだ」
「早速やってみよう」
「それは仕方ないな」
このように考えられる方ほど早く良くなる傾向にあります。
というのも頭が柔軟だと、早く行動に移せるというのが大きいのでしょう。
そもそも腰痛や肩こりの症状で悩むということは、今までの生活ですべてではないけれどどこかに合わないところがあったという証拠で、考え方を含め当然今までと同じでなくどこかを変えていく必要があります。
早く行動に移せるということは今までと行動が変わるので結果が変わってきます。
例え思うような結果が早期に得られなくても、行動できる限り症状改善に近づいていくことができます。
反対に人の意見に
「いや、それはこうじゃないとダメだ」
「そんなことはありえない」
「どうしてそうなったのか徹底的に調べる」
このように頭の固くなった考えでいるとなかなか良くなって行かない傾向にあります。
そりゃそうですね。否定ばかりで自分の考えだけを押し通そうとすればするほど、今までと行動が変わらないので結果に変化がないんです。
また、頭が固くなってしまうと継続が苦手な人が多いです。
ちょっとやってはこれは違う、もっと自分に合ったものがあるんじゃないか?
確かにこういった考えがプラスに働くことがあるのは確かですが、身体のことに関していえば、そんなに簡単にすぐに結果が出ることはほとんどありません。
そんな数日や一か月ぐらいでは変わらないことも多いので、継続できないということはどんな方法であっても結果が出る前にやめてしまっていることが多いんです。(だからと言って変化もない物を何年も続けていているというのはちょっと違いますが)
「どうしてそうなったのかを徹底的に調べる」というのはそんな悪いことのように思わないかもしれませんね。
私も原因を調べるというのは大切だと考えていますし。
ただこれもあまりに執着してしまうと、その調べている間は全然何も行動しないので、症状も良くなって行かずにどんどん長引いてしまいます。
また、どうしても頭が固くなっていると調べると言っても自分の都合のいいものだけを選んだり、自分の思うスジを通そうとしてしまいがちなので気を付けて欲しいところです。
頭も体も適度に柔軟性があったほうがいいということですね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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