そもそも腰痛を「治す気」って何なのか？

そもそも腰痛を「治す気」って何なのか？

慢性的な腰痛になればなるほど、それを治すためには本気で「治す気」が必要だと思います。

でも、そもそも「治す気」って何なんだって話ですよね？

例えば腰痛を何とかしようとテレビで見たストレッチを数日続けてみて、思うような効果が得られないからやめたという人がいたとして、この人は腰痛を「治す気」がなかったんでしょうか？

本気かどうかは別として、ストレッチをやってみるという時点で「治す気」はあったはずです。

例えば運動が足りないからだと思ってジムの会員になったとして、その後どれくらい通ったかは別として、会員になった時点で「治す気」はあったはずです。

ならば「治す気」より大切なのは「本気」の方なのか？

ただ、「本気で治す気」って言われても、そりゃあなんでも腰痛改善のために時間やお金にしろ、予定にしろ捧げられればいいですが、実際にはそんなわけにはいかないでしょうし、それはそれで腰痛を治すことで人生が豊かになることが目的のはずなのに、腰痛に縛られてしまっては何のために腰痛を治したかったんですか？って話ですよね。

当然、やはり捧げられるんならばそれだけ腰痛が治る確率は高くなるはずなのでそれができるならそれでいいんですが。

で、私が思うに「治す気」っていうのは「変わる気」があるかどうかってことだと思います。

多くの腰痛が改善しない方は、なんとか治したいと話されますが、あくまで今の日常生活だったり考えの中で何とかしたいと考えられています。

なので仕事があるから…、用事があるから…、時間がないから…、効果があるかどうかわからないし…、お医者さんはこう言ったし…、と今までの自分に縛られて変われないんです。

ですが、今までの結果が腰痛という形で出てきてしまっているんですから、それを変えて行かないことには身体は変化していきません。

だからこそ腰痛を治すためには今までの自分の考えなり生活スタイルを変えていく必要があり、なので今までの自分を「変える気」がないといけないんです。

例えば時間がないのなら、ホントに時間は作れないものなんだろうか？どこかの生活スタイルを変化させれば何とかならないのか？今までの生活スタイルの何かをやめれば時間も作れるんじゃないのか？もしそれでも時間がないのならそれでもできることは何なのか？ってな具合に。

自分の思考だって、このストレッチがいいって言われたけどホントに効果あるのかな？無駄になんないのかな？ちょっとやって効果なかったらやめようかな？と今までの自分の考えを貫く前に、まずはやってみよう。しっかり継続してみよう。効果が出るまでやってやる。といったように。

腰痛を何とかしたいってことは、あなたの身体を変えていく必要があるってことです。それなのに「変わる気」もないのならそれはきっと「治したい」という気持ちはあっても「治す気」はないんだと思います。

記事提供者プロフィール

 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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