やさしいストレッチは
効果がないと思っていませんか?
肩こりや腰痛改善でパソコンなどで検索すると色々な方法が出てきますが、その中でも多いのはストレッチだと思います。
ストレッチは正しく行えれば確かに効果のあるものですが、この「正しく」というところが実は非常に難しいんです。
中にはストレッチをしてかえって痛みがましたなんて方もいるはずです。
痛みが増してしまう原因も色々ありますが、多いのはやはり強くしすぎることですね。
どうしてもやればやるほど効果があるように思っている方が多いようで、私自身も学生の頃なんかは思いっきり筋肉を伸ばすほうがいいように思っていました。
もう少し言うと、早く治したい、痛みを取りたいという想いが強かったんだと思います。
それでついつい身体の自然治癒反応のことなんか無視してグイグイおこなってしまってました。
ですが実際にはそうでなく、身体の反応を無視しておこなっているわけですからそれどころか痛みが増してうことだってあります。
と言うのも基本的には筋肉が固くなって伸びにくくなっているところってのは、身体を守るため動かされないように固くなっているんです。
つまりできれば動きたくないし、伸ばされずにそのままじっとしていたいんです。
それをぐいぐい思いっきり伸ばせば当然その筋肉は悲鳴を上げます。これが痛みですね。
さらに場合によってはいっそう伸ばされないために固くなろうとします。
そうなると、その部分の血流はさらに悪くなって痛みが出やすくなるんです。
なので、無理やり伸ばすのではなく、少し物足りないくらい、筋肉がジワーッと伸び始めたところで止めてください。
早く治したいなら、短時間でどうこうじゃなくて時間をかけて入念におこなえってことですね。
なかなかそんなに時間を作るのは大変かもしれませんが、いつも働いてくれている自分の身体にそれくらいの時間をかけてあげてもいいんじゃないですか?
それにせっかく治すために行っているストレッチで、逆に痛めてしまっては元もこもないですし。
もし今、ストレッチをやっているけれど腰痛や肩こりが思うように変わっていかないと言う時は、無理やり伸ばしたりしていないか?を確かめてみてください。
くれぐれも無理して痛めた身体に、さらに無理を強いらないであげてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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