寒い時期は頸椎症・頸椎ヘルニアの
痛みの再発に注意
冬もだんだんと本番になると首の痛みが出やすくなったり、痛みが増しやすくなります。
またもともと首に痛みがあったり以前に感じていたり、頸椎症や頸椎ヘルニアと以前に診断されたことがあり今は痛みがおさまっているといった人は寒くなるとその痛みがぶり返してしまうこともあるんです。
というのも、筋肉に柔軟性がある時は血液のめぐりも良いので痛みが出にくく、頸椎症や頸椎ヘルニアの症状もおさまりやすいんですが、これが冬になり気温が下がり冷えによって筋肉が収縮し固くなってしまうと、血液のめぐりが悪くなり老廃物が流れなくなり痛みが出やすく、また老廃物が神経を刺激することでも痛みを出すことがあります。
ほかにも、寒さ対策で厚着をしすぎてしまうと、身体自体は確かに冷えにくくなりますが、その分肩回りが動かしにくくなります。
厚着によって肩に可動域制限をかけてしまうんですね。
可動域が減れば肩の動きが減り、そうするとこれもまた血液の流れを悪くし筋肉を固めてしまい先ほどのように痛みを出しやすくなるんです。
あとはマフラーなどで防寒対策をしていないと、首の部分が冷えてしまい、その部分のリンパの流れが悪くなって老廃物の流れが悪くなったり、
経験あると思いますが寒さで知らず知らずに肩をすくめて力が入ってしまい、痛みがでてしまうこともあります。
冬の肩や首の痛み対策としては、まずは首や肩周りを温める事が重要になってきます。
が、先ほど書いたようにあまりに上半身に厚着をしすぎてしまっても肩や首の痛みが出やすくなるので、保温効果の高い薄手のインナーを着用したり、下半身やお腹を中心に温めるように意識してみてください。
どうしても、動き自体も寒くなると減ってしまうので、以前に首の痛みや頸椎ヘルニア、頸椎症で悩んでいたことがある方はストレッチや体操でゆっくり首や肩を動かすことを特に注意してくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
コメントをお書きください