座ることの多い人で肩こりが治らないのは
太もものせいかも
肩こりがひどくなかなか良くならずに、普段はデスクワークや家事、仕事などで座ることがどうしても多って人も結構いますよね。
こんな時はデスクワークだから腕の使い過ぎかな?と腕や肩の体操やストレッチを行ってもらうのもいいんですが、それでもなかなか変化しない時は一度太ももの筋肉をケアしてみてください。
というのは、とくに太ももの裏の筋肉は座ることが多くなると常に圧迫され動くことも少なくなり血流の流れが悪くなり固くなりやすいんです。
この太ももの裏の筋肉は骨盤についており、固くなることで骨盤を引っ張ります。
そうすると、骨盤は後ろに傾いてしまい背中が丸まりやすくなってしまいます。
赤い三角が骨盤で、オレンジの線が太もも裏の筋肉です。
そのオレンジの筋肉が緑の矢印の方へ固く縮もうとすることで骨盤が引っ張られて後ろに傾きます。
そうすると先ほど書いたように背中がまるまり、頭は前にいってしまいます。
このブログの他の記事にも書いていますが、頭はボーリング位の重たさがあり、それが上の写真のように前にいってしまうと、肩や首の筋肉は頭が落ちないように常に支えなくてはいけません。
これによってだんだんと肩や首にこりができてきてしまいます。
こんな時に肩だけストレッチや体操を行っても、その時は少し楽になるかもしれませんが、頭の位置はそのままなのでまたすぐにこりがでてきてしまうんです。
なので、太ももの裏の筋肉を緩めて骨盤を整えてあげることが必要となってきます。
デスクワークや座ることの多い人は知らず知らずのうちに太もも裏の筋肉が固くなり、姿勢を正せないことで肩こり治らないことがあるので気を付けてくださいね。
ちなみにストレッチは、座って片足伸ばして反対の足はまげて、そこから体を前に倒していきます。
この時足首は無理に立てる必要はないので力を抜いておいてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
コメントをお書きください