年末年始の空いた時間におススメの映画2
先週にひき続いて、お正月休みの空いた時間におススメの私が今年見たDVDの映画から紹介していきます。
ちなみに前回7本のおススメのうち、4本紹介したブログはこちら
それでは残りの3本
少女・成瀬順が幼い頃に憧れていた山の上のお城(実はラブホテル)から、父親と浮気相手の女性が車で出てくるところを目撃した。
それを当時ラブホテルとは知らず本当のお城だと信じていた成瀬順は父親が王子様で浮気相手がお姫様と思い、「王子様とお姫様」の話として母親に話した。
それによって両親の離婚を招いてしまう。
父親が家を去る際に「全部お前のせいじゃないか」と言われ、夕方の坂道で順はうずくまって泣いていると、そこに玉子の妖精が現われ、「おしゃべりが招く苦難を避けるため」という理由で、順の「おしゃべり」を「封印」した。
それ以来、人と話すと腹痛が起こるようになった順。
時は高校生活へと進み、ある日クラスの「地域ふれあい交流会」実行委員に指名されてしまい最初は戸惑い困惑するが、他の実行委員に指名された4人と少しずつ打ち解け、出し物として過去に例のないミュージカルをすることとなった。
あらすじではわかりにくいですが、青春&恋物語です。
青春ものだけあって、最初は同じクラスメイトぐらいだった他の実行委員会のメンバーと少しずつ打ち解けて、目標に向かって頑張るところは胸が熱くなりますね。
また一番の見どころは恋愛の告白のシーンですかね。
パッと見、なんてことない青春時代の甘酸っぱい恋愛のワンシーンなんですが、おしゃべりを封印された設定やそれまでの背景によって成瀬順の一言一言がすごく心に響いてきます。
号泣できるようなまさかの展開はありませんが、終始まさに青春時代を描いた作品に見終わった後は心があったかくなりました。
かつてボクシングヘビー級にロッキー・バルボアとアポロ・クリードという2人のチャンピオンがいた。
少年アドニスはそんなアポロ・クリードの息子であったが、愛人との間の息子であり、さらには生まれる前に父・アポロはリング上でこの世を去ったため、彼は父親のことをあまり知らなかった。
実母の死後、里親や施設を転々としていたアドニスは、ある時アポロの本妻メアリーに引き取られ、アドニスは何不自由なく暮らすようになり、就いた仕事も若くして昇進するほどの有能ぶりを発揮していた。
しかし父と同じプロボクサーの道を進むため、仕事を辞めて家を離れていく。
そして、父と同じ元偉大なチャンピオンだったロッキーを訪ねる。
父・アポロのライバルであり親友だったロッキーにアドニスは、自分のトレーナーになってほしいと頼み込む。ロッキーは最初断るものの、アドニスに流れるアポロの血にボクサーの素質を感じ、その依頼を引き受けることに。
ボクシング映画の巨頭であるロッキーの続きですね。
ロッキー自身はもう引退し、今回は指導者の立ち位置です。
中身は本当に胸が熱くなるシーンが目白押しです。
当然ボクシングの試合のシーンもそうなんですが、偉大な父の影を背負い苦しみもがきながら、自分とは?の答えを見つけようと前に進む主人公のアドニス。
そんな主人公を中心に展開される人間関係。彼を取り巻く人たちもそれぞれ苦渋の運命を背負いながら、時には支えあい、衝突し、怒りをぶつけながら主人公との交流を通して自身も葛藤を乗り越えていきます。
そのそれぞれのドラマ一つ一つに目頭が熱くなりました。
特にロッキーの言葉は今までのシリーズを見てこられた方には響くものがあります。
そして最後の試合のシーンは、映画なのにこんなに心が熱くなれるのかってくらいハラハラドキドキが止まりませんでした。
ちょっと大げさかもしれませんが、今までのロッキーのシリーズはこの映画のためにあったと言ってもいいんじゃないかってくらい感動できる映画です。
この映画だけでも十分楽しめると思いますがやはり今までの、とくにロッキー1~4を見ていただくとさらに素敵な作品となります。
大手広告代理店社員の、情熱はあるが落ちこぼれな若手CMプランナーの主人公が、アルファベット表記では名前が同じになることを理由に、上司から世界一のテレビCMを決める最大の広告祭の審査員の仕事を押し付けられる。
上司からの情報で、出発前に窓際社員の鏡さんに各国代表と渡り合うための特訓を受け、さらに広告祭には女性同伴で赴くのが賢明と気付き、苗字の読みが同じの同僚・大田ひかりに夫婦という設定での同行をお願いする。
そして二人で現地に渡ったものの、自社が出品したCMを入賞させなければ、自分は会社をクビになってしまうという事実を知る。
少し矛盾しているかもしれませんが、くだらなくすごく面白い作品です。
映画の流れとしては、それほどどんでん返しがあったり派手な演出があるわけではないんですが、バカらしいストーリーと設定、小さなボケが映画のあちこちにちりばめられていて、最初から最後まで楽しめる映画です。笑いもホームランを取りに来るものはほとんどないんですが、小さなクスッと笑えるボケがどんどんやってきます。
シリアスな場面もほぼほぼなく、ほんとに肩の力を抜いて笑て明るくなれる作品ですので、元気をもらいたいって時には是非。
アニメが3本と恋愛ものが3本と結構私の趣味で偏ってしまっていますが、年末年始でDVDでも見ようという時は参考にしてみてください。
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