慢性腰痛の人は肘を確認してみて
腰痛が慢性的にあって困っていると言う方に、一度確認してもらいたい場所があります。
どこかって言うと肘です。
とくにまだ20代、30代のあなた、肘の外側の皮膚がカチカチでカサカサであったり、少し色がほかの場所より黒っぽくなっていませんか?
そのように肘が硬くカサカサになってしまっている方って腰痛が出やすいんです。
どうして肘と腰痛が関係あるのか?
一見離れた場所どうしで関係ないように思えますが、肘がカサカサで硬くなっていたり色が変わっているから腰痛がでるんじゃなくて、そのような肘になる生活が問題なんです。
というのは、肘がそのような状態になっている方は、知らず知らず普段の生活でテーブルなどに肘を付いている事が多くなっています。
上半身の重たさをテーブルに付いた肘で支えているから、だんだんと肘が硬く色が変わってしまうんです。
で、そのように肘をテーブルに付くような姿勢は、お腹の腹筋をきちんと使えないんです。
腰痛は腹筋が足りないから起こるなんて事は聞いたことあると思いますが、テーブルに肘を付くような姿勢はわざわざ自分で腹筋を使わないようにし、腹筋の働きを弱めて身体を支える負担を腰の筋肉にまかせしまっているんです。
このような事が日常茶飯事になってしまっていると、当然腰の筋肉は悲鳴(痛み)をあげてしまいます。
さらに、腹筋を使えないのでだんだんと腹筋が弱くなります。
弱くなるとさらに身体を支えることができなくなりその負担は腰にのしかかるといった悪循環に陥ってしまいます。
とくにデスクワークの方なんかも気をつけてくださいね。
机に肘をのせて前傾姿勢でパソコン作業などをするのはもちろん、イスのひじ掛けに肘をのせて、そこに体重をかけるのも腰痛の原因になります。
脚を組まなくても、ひじ掛けに肘をのせて身体を支えるような体制は身体が歪む原因にもなりますし。
真っ直ぐに座る事さえ腰痛予防の筋トレだと思って、ヒジに負担をかけないようにしてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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