どんどん腰痛が悪化するデスクワークの
4つのNG習慣
デスクワークの方で毎日の何気ない職場生活の過ごし方で腰痛が悪化させているといった事は少なくありません。
なので今回は職場でついやってしまいがちな腰痛を悪化させるよくやりがちなNG習慣をまとめたいと思います。
膝よりもお尻の位置が低すぎる又は高すぎるイスに座っている
椅子の高さの理想は基本的に、膝の角度が直角で膝とお尻の高さがほとんど同じくらいです。
ただ実際は多少膝の角度が直角より浅くなったり深くなったり、またお尻の高さも少し低くなったり高くなったり、その人によって変わってきますので何が何でも膝を直角、お尻と膝を同じ高さにしようとしなくても結構です。
ですが椅子が低い又は高いとどうしても腰を直角に保つことが難しく、腰を丸めたり反対にそらしてバランスを取ろうとし、それによって腰の筋肉にかかる負担が大きくなり腰痛が出やすくなります。
ちょうど膝と腰のところの赤丸の部分が直角にぐらいになるのが理想です。
そうすることで背骨の本来のカーブを保つことができ、腰にかかる負担が減ります。
肘と手首が同時に付かないデスクを利用している
椅子の高さを調整した後で、背筋を伸ばして机に向かい、肩を自然に下ろして両手を天板に乗せてみてください。ひじと手首はぴったりと天板に付きますか?(肘と言ってもこれも実際は肘よりも手首側にやや手前です)
つかない場合や肘がついても手首が浮いてしまう場合、身体はバランスをとるために腰を丸めたり、反対に反ったりと先ほどと同じように腰に負担がかかりやすくなってしまいます。
膝の向きが常に内側または外側を向いている
女性なんかではたまに若干内股のように膝を内に向けて座っていたり、男性だと足を広げて座って膝が外を向いてしまっている方がいます。
こうなると、股関節がねじれてしまうために身体の構造上骨盤を直角に保つことが難しくなります。
そしてやはり腰を丸めたり反らしたりしてしまいがちになり腰の筋肉に負担がかかり腰痛が出やすくなります。
長時間同じ姿勢を続けている
このブログでも度々書いていますが、いくら椅子やデスクの高さが自分にあっていても、姿勢を正していても、長時間同じ筋肉に負担がかかることは身体にとって相当な負担です。
筋肉が伸び縮みしないことで筋肉自体が固くなったり、血液のめぐりが悪くなり酸素や栄養を運べなくなり老廃物がたまって痛みを出してしまいます。
運動しろということではありませんが、30分から1時間で数十秒でもいいので軽くその場でストレッチをして身体を動かしたり、トイレ休憩でもいいので少し歩いたり、身体を動かす時間をとってあげてくださいね。
この中にもすぐにできること、できないことがあると思います。
特に椅子やデスクの高さは、足元に台を置いて座ったりたり、椅子のシートにクッションや座布団を置いて腰の位置を高くしたり、机の脚の下に台を置いたり、このような方法で多少の高さは調節できても、イスごとデスクごと変えるのは難しいという方も多いでしょう。
ですが、毎日のことであり、腰痛になればそれだけで気も取られ集中力もかき仕事の効率自体が落ちると言うこともありますので、ちょっと真剣に対策を考えるのも決して損ではないと思いますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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