腰痛を治すため気を付けるべき５つの姿勢

腰痛を治すために気を付けるべき５つの姿勢

腰痛に悩まされている時に、日常生活でどんな事に気をつけたらいいんだろう？と思った事はありませんか？

大半の腰痛は突発的に起こったように見えても、普段の生活での積み重ねによって起こってしまっているので、日常生活を見直すことは腰痛を治すために非常に重要です。

その中でも厄介なのは、習慣や癖になっていてついつい意識しないままやってしまいがちな事です。

今回はそんなついついやってしまいがちな、腰痛を治すために悪影響になっている５つの姿勢をお伝えしていきます。

参考にして頂き当てはまっているモノがあったら、普段の生活でやってしまわないように気を付けるようにしていってくださいね。

横座り

これは比較的女性によくみられる姿勢ですが、横座りをすると横に出した足と反対側にからだが傾いてしまいます。

その傾いた側の骨盤に体重がかかって骨盤が歪んでしまいます。

また、横座りが習慣になっている方は左右どちらかの足を出すほうが毎回偏ってしまうことが多いため、時間の経過とともに徐々に歪みが大きくなります。

その歪んだ骨盤を調整するために、腰の筋肉を使ってバランスを取ろうとし、このように歪みを吸収する腰に負担が増え、腰痛になってしまうんです。

胡坐(あぐら)をかく

これは割合よく男性に見られる座り方ですが、一見左右差なくバランスのとれた座り方に思えますね。

ですが、胡坐の姿勢は骨盤を後ろに傾け開く歪みを作ってしまいます。

そのように骨盤が歪むと、腰の背骨も骨盤に引っ張られて丸まってしまい、本来の骨のカーブを失うことで腰に負担がかかりやすくなり腰痛になってしまいます。

胡坐の場合、背筋がピンと伸びているとまだ骨盤は歪みにくいんですが、多くの方が、背中を丸めて座っているため習慣になっている方はやはり注意が必要です。

足を組んでしまう

足を組みたくなる理由は体のバランスを安定さるためです。

ですが当然足を組んだ姿勢は片側ばかりに負担をかけてしまうために余計に骨盤が歪んでいってしまい腰痛の原因となります。

普段から意識しておこなわないようにしていくのが一番いいんですが、今まで足を組むのが習慣になってしまっている方にはなかなか難しいですね。

なのでまずは腰に手を当て、左右どちらの腰が高いかを確認して下さい。低くなっている方のお尻に荷重がかかってますので、高くなっている方のお尻の下にタオルをはさんでください。

この時低くなっている方にタオルをはさんだほうが左右の高さがそろって安定するのでは？と思われるかもしれませんが、高くなっている普段荷重をかけれていないほうにタオルを挟むことで、段々高くなっている方も段々荷重をかけれるようになっていき、左右のバランスがそろっていきます。

椅子に浅く腰かけてしまう

この座り方もされている方は多いですが、胡坐と同じように骨盤は後ろに傾いてしまい、腰が丸まり負担がかかりやすくなることで腰痛を発症してしまいます。

普段からできるだけ深く腰掛けるようにし、また浅く座る場合もお腹とお尻に軽く力を入れて、骨盤を起こして座るようにしていただくと腰の負担が減りますので。

片足に重心をのせて立つ

この姿勢も同じ側の骨盤ばかりに荷重がかかり骨盤が歪んでしまいます。

そうなれば腰の同じ筋肉ばかりに負荷がかかるために腰痛が治っていきません。

普段から左右の足に同じように重心をかけるように気を付けてください。

まとめ

いかがでしたか？ついついやってしまいがちな腰痛の治りを妨げる姿勢についてお伝えしてきました。

中には複数当てはまった方もいると思いますが、これらの姿勢は普段の生活で繰り返しおこなってしまいやすいモノですので、これらを改善するだけでも腰の負担はかなり軽減します。

すでに習慣になっている方も多いはずなので、いきなりまったくしないようにするのは難しいかもしれませんが、腰痛に悩んでいる方は気を付けるようにしていってくださいね。

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記事提供者プロフィール

かんばしまさとし

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。