病院で薬しかないと言われた
座ってても痛い首痛が改善
奈良県香芝市、上牧、広陵からすぐ
人体模型が恋人の整体パーチの院長、神橋です
首すじや肩が痛くて病院で検査してもらったけど、レントゲンやMRIでも特に異常が見つからず、痛み止めを飲んで「様子を見ましょう」とだけ言われて、一向に痛みが治っていかず、どうしたらいいのかと悩んでいませんか?
せっかく病院へ行けばどうにかしてくれるかもと思っていたのに、痛み止めで様子をみるだけでは、何もしていないんだから良くなっていかないと思いつつも、どうしていいのかわからない。
当店に来られたこの方も首の痛みでそのような悩みを抱えて当店に来店されました。
動画から一部抜粋
●右耳下の首筋が座っていても痛みを感じてそれが続き、整形に行ったが筋肉痛で薬もないし治療方法も痛みどめで痛みをおさえるだけしかないと言われ一度見て頂こうと来店しました
整形などでおさえられたりすると痛かったが先生の治療法はその痛みと言うのが全然なしでうけられて、首の痛みが座ってこのように話をしていても全然おきてこないで、百姓をしてもそこでクワを使ってもあくる日が痛みがあったり夜寝ても痛みがあったりということがなくなりました
※お客様の感想であり、効果効能を保障するものではありません
病院は筋肉に対しては万能でない
病院でしか治せないものや治療できない症状と言うのは確かにあります。
手術を必要とするものなんてのはその最たるものですよね。
それじゃあ病院は痛みに対して万能かって言うと、筋肉に対しての治療は決してそんなことありません。
その証拠に、レントゲンやMRIで異常が見当たらなければ、「筋肉が弱っている」や「年齢が年齢だから」、「筋肉を落とさないようにしてください」といったこと以外で、「この筋肉がこうなって痛みをだしている」「こことここの筋肉が原因です」などの的確な説明をうけたことのある方はかなり少ないはずです。
これはある意味仕方のないことで、筋肉が痛みをだしている症状は命にかかわることもないですし、もっと重要な病気や症状などが沢山あり、覚えなければいけないことも山のようにあるので、お医者さんにとって筋肉についての優先順位はそれほど高くないんです。
なので筋肉の問題については先ほどのような当たり障りのない回答が多いんです。
首に痛みを出していた筋肉
この方の場合、夜寝ていても、じっと座っていても首に痛みを感じてらしたんですが、その原因の主犯格となっていたのが肩甲挙筋と呼ばれる筋肉と僧帽筋と呼ばれる筋肉です。
とくに肩甲挙筋の筋肉が過剰に緊張してしまうと、寝ていたり首を回したりするのも強い痛みを発します。
上のイラストの赤線の部分にあるのが肩甲挙筋です。
そして下のイラストが僧帽筋です。
このような筋肉の問題で痛みを出してられたんで、痛み止めの薬はあくまで痛みをごまかすだけですし、牽引もそれほど効果がでないんです。
なのでこの肩甲挙筋と僧帽筋を中心に施術をおこなっていったんですが、それだけ治療すればいいのか?っていうと実はそんなことありません。
この方の場合は、感想でも少し話されていたようにクワを使うような畑仕事をされていて、腕の筋肉も非常に緊張し固くなっていました。
腕の筋肉は肩甲骨までつながっており、その腕の筋肉が緊張し固くなると肩甲骨の動きも悪くなり、肩甲骨につく肩甲挙筋に影響を与えます。
また、腕の筋肉が固くなり本来の力が発揮できなくなると、その分背中の筋肉が腕を支えるために必要以上に働きます。
そのために背中にある僧帽筋に負担がかかりやすくなっていて、僧帽筋自体も固くなってしまっていたんです。
なので肩甲挙筋と僧帽筋に影響を与える腕の筋肉も一緒に整えていきました。
反対に腕の筋肉の施術を怠ると、首の痛みの改善がすごく長引いたり、いつまでたっても治っていかないということも起こってきます。
首の施術に無理な力は禁物
また施術の方法についても、首の施術をおこなう場合は無理な力を加えることは痛みを悪化させる可能性があります。
僧帽筋は比較的大きい筋肉ですが、首周辺はとくに小さい筋肉も多く、無理にマッサージでグイグイ押したりしてしまうと、筋肉が炎症を起こして痛みがましてしまうこともあるんです。
これは肩こりでマッサージに行ったことがある方は、次の日にマッサージしてもらったところが痛くなったという経験があるかもしれませんね。
なのでお客さんの感想にもあるように、極力低刺激で痛みのない施術をおこなっていきました。
あまり安静にしすぎるのも治りを長引かせる
腰なんかもそうですが、痛みがある場合はどうしても安静にしたほうがいいような気がすると思います。
実際に安静にしたほうがいい時もあるんですが、痛みが何週間か続いているような首の痛みは体を軽く動かす方が改善していくことが多々あります。
この方の場合も、家でじっとしていると座っていることが多いとの事で、その座る時の姿勢があまり首によいモノではなく、
このように背中を丸めて頭がかなり前に突き出され、首に負担のかかりやすい座り方をされていたので、骨盤を起こす正しい座り方を意識してもらうとともに、
それでも長時間同じ姿勢だと同じ筋肉ばかりに負担がかかり、姿勢も崩れてしまうために、こまめに動いてもらうようにして頂きました。
ただし畑でのクワを使った作業などはできるだけ控えるようにしていただきました。
このようにいくら安静にしていても姿勢が悪いと首に負担がかかってしまいますし、よい姿勢でも長時間同じ体勢だと首の同じ筋肉だけに負担がかかり、姿勢も維持できなくなります。
また動かないことで筋肉の伸び縮も減って血液の巡りも悪くなるため、安静にしすぎるのも痛みが治らない要因になるんです。
まとめ
病院というのは決して万能ではありません。とくに筋肉の治療に対してはなかなか効果的な施術をおこなってくれるところ少ないです。
反対に首の痛みというのは筋肉の問題によって起こっているモノが非常に多いため、思うように痛みが改善していかない場合は整体など筋肉の事について詳しく見てくれるところに行くのも一つの方法だと考えています。
また治療などをうける際も、首はグイグイと強い力でマッサージなどをすると痛みが増すことがあるのでお気を付けくださいね。
首は姿勢によって大きく負担がかかるところでもあるので、普段の座り方や立ち方などを見直して頂くと、それだけでも首にかかる負担が減りますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県香芝市からすぐ整体パーチの院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
コメントをお書きください