ガーデニングの際の腰痛対策方法
ガーデニングや家庭菜園を行うときにいつも腰痛がでてしまう…と悩んでいませんか?
だんだん暖かくなってくると、庭をほったらかしにしておくわけにもいかないし、花を植えてみたり野菜を育ててみたりする方も増えてくると思います。
ですが草引きや土や肥料を運んだり、花や野菜の苗を植えたりとガーデニングや家庭菜園では腰に負担をかける作業が少なくないために腰痛を起こす方もいます。
実際に当店でも、ガーデニングの作業をしていて腰が痛くなったという方も来られます。
なので今回は、ガーデニングや家庭菜園の際に腰痛を予防するための方法をお伝えしていきます。
ウォーミングアップを行なう
ガーデニングや家庭菜園の作業は結構腰の筋肉に負担を掛ける作業が多く、筋肉が温まっていない作業を始めてすぐの時に腰を傷めてしまうこともあります。
運動と違ってガーデニングでウォーミングアップというのは馴染みないと思いますが、作業前に歩いたりして腰や股関節周りなどの筋肉を動かし温め、柔軟性をつけておくことで腰痛を発症する可能性を下げることができます。
ストレッチなどを行なうのもいいですが、できれば5分~10分ほどゆっくり歩いて体を温める方が腰痛予防になります。
無茶な姿勢を取らない
少しだけだからと、立ったまま腰だけかがめて草を引いたり、動くのが面倒だからと体だけひねったり伸ばしたりして少し離れた場所にある道具をとったり、こういった姿勢は腰に負担をかける原因になります。
面倒であっても、きちんと足を曲げたり、道具を取りに行ったり、いっぺんに運ぼうとしないでいくつかに分けて運んだり、極力無茶な姿勢で作業しないようにしてください。
特に腰は構造上、捻る動きに適していません。できるだけ腰を捻るような体勢は避けるようにしてください。
四つん這いになって作業する
どうしても膝の汚れが気になったり、スピードが落ちるために足だけ曲げて腰を落として作業される方が多いと思います。
ですがこの姿勢も股関節の角度が深くなるために腰に負担がかかりやすい姿勢ですので、膝をついて四つん這いになってもらうとさらに腰に負担がかかりにくく腰痛を予防できます。
また、四つん這いになっていても腰痛がでてしまうと言う方もいますが、いくら四つん這いになっていても、腰の前弯がなくなり丸まってしまっていたり、お腹の力が抜けてしまっていると腰痛を発症しやすくなるので注意してください。
荷物を持ち上げるときは足の力を使う
ついつい体だけかがめて荷物を持ち上げるという方も少なくないと思いますが、この体勢はぎっくり腰が起こることもある腰に負担の大きい体勢です。
荷物を持ち上げるときはしっかり膝を曲げて体を荷物に近づけ、腰ではなく足の力を使って(足から立ち上がるイメージ)持ち上げるようにしてください。
こまめに休憩をはさむ
どれだけ意識していても、やはりガーデニングや家庭菜園は腰に負担がかかりやすいモノです。
なので連続して行なうのではなく、こまめに腰の筋肉を休めるようにしてください。
これもただ単に休憩というわけでなく、足のストレッチやお尻のストレッチ、腰回りの筋肉の体操など、同じ姿勢で固まった筋肉をゆっくり動かしてあげる方が血液が巡り疲労がたまりにく場合も多いです。
まとめ
ガーデニングや家庭菜園の作業は、どれだけ注意していても100%腰痛を予防できる方法と言うのはないかもしれません。
それだけ腰に負担のかかる作業や体勢が多いので、上記を参考にしていただき、できる限り腰にかかる負担を軽減し腰痛が発症する可能性を下げられるように注意してみてください。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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