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ストレスで腰痛が悪化する前に解消する5つの方法

 

 

ストレスで腰痛が悪化する前に解消する

5つの方法

 

ストレスで腰痛が悪化した奈良県葛城市の男性

ストレスをため込むと腰痛が悪化するといった事を耳にした事はありませんか?

 

最近はこういったストレスと腰痛の事が言われたり、本やネットでも見かけるようになりました。

 

私自身ストレスが腰痛のすべての原因であるとも考えていませんし、ストレスが原因と言う前に普段の姿勢や体のケアなどを見直すのが先決だと考えてはいるものの、実際にストレスと腰痛は関係しているとも考えています。

 

とくに現代社会ではストレスを感じたり溜め込んでしまっている人も少なくないでしょう。

なのでストレスによって腰痛が悪化したり慢性化している方もいるはずです。

 

今回はストレスで腰痛を悪化させないために自分でできる対策を5つお伝えしていきます。

 

 

腰痛とストレスの関係

そもそも腰痛とストレスがどうして関係しているのか?というと、自律神経が影響しています。

 

自律神経という言葉も最近はよく耳にするようになったので、言葉ぐらいは知っているという方も多いでしょう。

自律神経とは人が生きていくうえで必要な身体の機能を自動的にコントロールしてくれる神経の事で、交感神経と副交感神経の二つに分けることができます。

 

交感神経は緊張した時などに優位になる神経で、副交感神経は反対にリラックスした時に優位になる神経です。

 

普段はこの交感神経と副交感神経が互いに働いてバランスをとっているんですが、ストレスを多く溜め込んでいるときは交感神経が優位になり、身体が緊張状態のまま保たれてしまいます。

 

そして交感神経が優位の時には痛みに敏感になり感じやすくなるため、腰痛が悪化してしまうんです。

 

さらに人は痛みを感じると、脳からドーパミンと呼ばれる物質を出し痛みを緩和させるよう働きます。これが交感神経が優位の時にはドーパミンが分泌されにくくなるんです。

 

するとストレスによって交感神経が優位になって痛みに敏感になるだけでなく、痛みを緩和するドーパミンの減少によって一層腰痛を感じやすくなってしまいます。

 

 

ストレスで腰痛が悪化する前に自分でできる5つの対策

腰痛に悩む奈良県御所市の女性

上記のようにストレスによって自律神経が乱れ、交感神経が優位になることで腰痛は悪化してしまいやすくなるため、その前にストレスを溜め込まないことが大切になってきます。

 

ここからは腰痛を悪化させないために自分でできるストレスを溜め込まない対策をご紹介していきます。

 

愚痴を言う

自分自身に厳格な人ほど愚痴を言うことに抵抗があったり、みっともないことだと認識しているかもしれませんね。

 

実際に愚痴が多いと人が離れていったり、評価が下がったり、悩みが増える一方だったり、ストレスだって減るどころか増えてしまったりと、あまり好ましいとは考えていません。

 

ですがこれもバランスの問題で、100%すべてのことを受け入れるなんて事は、それもそれで異常であると思いますし、何よりそんな事をおこなうとやはりストレスを溜め込んでしまうことになるでしょう。

なので2割程の愚痴はぽろっとこぼしても、それで心の健康が保たれるのであればいいものだと考えています。

 

それより割合が増えると、それこそ愚痴を言ってるのに気分が落ち込んでしまうことも出てきますのでご注意ください。

 

またどうしても愚痴をこぼす事に抵抗がある場合はノートに自分の感情を書きなぐるのも有効です。

 

無理にでも外にでてしまう

ストレスが溜まってくると無気力になってきたり、家でぼーっとしていたいという気持ちも出てくるでしょう。

もちろん身体と心を休ませることは大切ですが、いつもいつもそれだけではちょっと考えものです。やはり、気分をリフレッシュする必要があります。

 

ストレスで病気になる方の中には籠りがちな人が多いように、籠ることはますます気分が沈みやすい環境であるとも言えます。

 

外には刺激となることが多く多く存在しているため、ほんの少しでもいいので外出して気分転換をするようにしてみてください。

 

ご飯をゆっくり食べる

心を病むと過食に走ってしまうことがあるように、食べるという行為はストレスを解消するための方法でもあります。

 

かといって本当に過食になってしまい健康を害してしまうと腰痛やストレスどうこうの話ではありません。

 

なのでイライラするとついつい早くなってしまう食事のスピードを、ゆっくり一口づつ味わいながら食べてみてください。

それによって食べすぎも予防できますし、ほっと一息つくことになり心に余裕が生まれストレス解消につながります。

 

運動をする

運動をすることで脳内ホルモンである「セロトニン」という物質が分泌されます。このセロトニンにはやる気を起こさせ、落ち込んだ心を元気にする働きがあります。

 

また腰が痛いからといってじっとしていると、筋肉は動かされないことによって硬くなり、血液などの巡りが悪くなりさらに腰痛が悪化する傾向があります。

 

健康な精神と身体を維持している方の中には、適度な運動をしている方が圧倒的に多いのもうなずけますね。

 

休日を有意義に過ごす

ストレスが溜まると、休日は遅くまで眠っていたり何もしないでダラダラ過ごすといった方も多いでしょう。

「ダラダラとすることがストレス解消になる!」と思われている方もいるでしょうが、一概にそうとは言い切れません。

 

そのような過ごし方をすると一日の終わりに「休日が何もしないまま終わった…」と虚しさ感じることがありませんか?

ですので、毎回そういう過ごし方ではなく、できれば趣味に没頭したり休日にしかできないこと(特別なことでなく、半身浴を楽しんだりでも構いません)に時間を使う事をお勧めします。

 

いつもと違う過ごし方をすることで、それが適度な刺激となりストレス解消につながり腰痛の悪化を防いでくれますので。

 

 

まとめ

ストレスだけで腰痛が発症するわけではありませんが、ストレスを溜め込むことは自律神経を見出し腰痛を悪化させたり慢性化してしまう要因になります。

 

なのでご紹介した方法を参考にそれ以外でも、ストレスを溜め込む前に解消できるように心がけてみてくださいね。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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