ストレートネックの時悪化の危険!
やってはいけない事
ストレートネックと病院で言われて、首や肩が辛くて仕方ないけど一向に良くなっていかない…と悩んでいませんか?
肩こりがひどかったり、腕の方まで鈍い痛みを感じて病院で検査してもらうとストレートネックだと言われたという方もいるでしょう。
その中には病院では特に手術をするわけでもないので、薬を飲んだりしながら様子を見ているけれど、肩や首の重ダルさが変わらないといった方も少なくないはずです。
そんな時はストレートネックの時にやってはいけない事をしてしまっているせいかもしれません。
今回はストレートねっくの方がやってはいけないことについてお伝えしていきます。症状を長引かせずに改善のためにも参考にしてみてください。
首周辺を強い力でマッサージしてもらう
ストレートネックの人の中には、肩や首がこり固まったような状態の人もいらっしゃいます。
なので首や肩をマッサージしてもらいたくなる気持ちも分からなくはありません。
また、ストレートネックの原因としても首や肩の筋肉の状態は大きく関わってくるため、治すためにと考えて首や肩周辺をマッサージしてもらっている人もいるかもしれませんね。
ですが、強い力でマッサージを行うと筋肉は和らぐどころか、細胞が破壊されたり炎症を起こしてしまうために、首の筋肉を硬くして症状を悪化させることにもなりかねません。
マッサージを受ける時には、せめてきちんとした知識を持っている方におこなってもらうようにしてください。
長時間のスマホ操作やパソコンの使用
パソコン作業やスマホを操作するときは、どうしても画面を見るために近づこうと、背中を丸めて首が前に出て下向きになりやすいです。
この姿勢はストレートネックでない方でも首のカーブが減少し、首の骨が真っすぐに近づいてしまいます。
さらにこの体勢をよくとることで、首や肩の筋肉が緊張してしまうと頭の位置が前に出たまま固定されてしまい、ストレートネックが治りにくくなってしまいます。
そうでなくてもこの姿勢をとるだけで、首や肩の筋肉は頭を落とさないように過剰に働くことになるため、首の痛みや肩のハリなどの症状が悪化してしまいます。
激し運動や筋トレ
ウォーキングや軽いランニングなどの適度な運動は、おこなうことで全身を使うことができ、血液が巡りがよくなり、筋肉の緊張が和らぐことで症状が緩和することがあります。
ただし腕だけを集中的に使う運動や、飛んだり跳ねたりといった激しい運動をおこなうと、ストレートネックの方は本来は衝撃を吸収してくれるクッションのような働きをしてくれる、首のカーブがなくなっているために首や肩に負担がかかりやすく、症状が悪化してしまうことがあります。
また、筋肉がないからと首周辺の筋トレをおこなう方もいるかもしれませんが、筋肉をつけると首のカーブがつくわけではなく、負荷をかけすぎることで痛みやダルさなどの症状が悪化してしまうこともあります。
最近よく見かける自転車でサイクリングも、下半身はしっかり使うものの、上半身は固定したままになってしまうために効果は少ないです。
誤った姿勢
そもそものストレートネックになってしまった原因が、生まれつきではなく、猫背などの不良姿勢の積み重ねで起こってしまっている方が大多数です。
なのでそのまま不良姿勢を続けていると、いつまでたっても首のカーブは真っすぐなままで、首や肩周辺にも負担がかかり続けるために痛みやダルさなどの症状も悪化する可能性があります。
なのでよい姿勢を心がけていただきたいんですが、中にはそもそも自分の考えている良い姿勢が誤っている場合もあります。
胸だけ張ったり、背中をそらせばいいと思われている時は要注意です。
まずは本当に良い姿勢とはどういったものなのかを知るようにしてください。
このブログでも姿勢についていろいろ紹介してますので参考にしてみてください。(姿勢の記事をまとめたページはこちら→「姿勢の正し方」)
まとめ
ストレートネックを治すための方法も大切ですが、症状を悪化させたり治りにくくさせないためにも、やってはいけないことを知っておくことも大切です。
今回お伝えした中には、筋トレなどストレートネックにいいと思っておこなっていたものがあるかもしれませんね。
もしかすると、そのせいでストレートネックの症状が治りにくくなっているかもしれませんので、上記を参考に注意してくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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