神橋筋整体院
集中力が維持できない理由とは
最近どうも物事を集中して続けられる時間が短くなってきてしまっているし、年々歳をとるごとに脳が弱ってきているのかなぁ…と悩んでいませんか？
昔は１～２時間くらい、全然苦にならなく本を読んだりできていたけど、最近は３０分じっと本を続けて読んでいるのが苦になってくるし、集中していられる時間が短くなった…なんて事をたまに聞くことがあります。
ですがこれって本当に脳が弱ってきたために集中できなくなってしまったんか？
実は脳以外にも集中力が落ちたと感じる原因があるんです。
今回は集中力が続かなくなってしまう理由についてお伝えしていきます。
猫背になっていると集中力が続かない
集中力が落ちてしまう原因を脳の老化だと思っている方は少なくないでしょう。
実際のところその辺の事はまだはっきり解明されていないので、一概に言えないんですが、脳はそれほど老化することはないなんて言うデータも存在します。
そして脳の老化以外で集中力が低下してしまう原因が、猫背です。
猫背になるとどうして集中力が続かないのか？なんですが、呼吸が浅くなってしまうことが大きな影響を与えます。
深い呼吸とは肺にしかり酸素を取り込まないとおこなえませんが、猫背になってしまうと胸郭が下向きになってしまい、胸郭がうまく持ち上がらなくなるためしっかり膨らませられなくなり、そのため肺もしっかり膨らむことができず、呼吸が浅くなってしまいます。
そして呼吸が浅くなってしまえば、それだけ酸素が取り込めなくなるので、大げさに言えば脳も軽い酸欠状態になるため働きが落ちて集中力が続かなくなってしまいます。
また酸欠になるのは脳だけではなく筋肉も当然影響をうけ、筋肉も本来の働きが低下してしまうことで集中力が続かなくなってしまうんです。(筋肉と集中力の関係はこれからお伝えする下記を参考にしてください。)
体力が低下すると集中力を持続でない
ほかにも集中力が持続できずに落ちてしまう原因に運動不足があります。
運動不足がどうして集中力と関係あるのか？なんですが、座って本を読むことを例えに出すと、
座って本を読むという行為をおこなうためには、座った状態を保つために姿勢を維持する筋肉を使います。机などに本を置かないのであれば、本を支え続けるための腕の力も必要です。
この行動が２時間続けるとすると、その姿勢を維持するためにどれほどの筋力や持久力を浪費するかを考えてみてください。
こう考えると、本を読むという行為をおこなう為にはかなりの体力が必要であることがイメージできると思います。
つまり集中を維持する事は想像以上に体力が必要であり、歳をとって脳が老化するどうこう以前に、運動不足で筋力や体力が落ちてしまった状態だと、集中力を持続することが難しいということです。
また先ほどの猫背にも関係しますが、猫背で呼吸が浅くなってしまうと、姿勢を維持するための筋肉も酸欠になって力を発揮することができなくなってしまうために、集中が途切れてしまうんです。
集中力を持続させる対策
なので特に年々集中力が持続できなくなってきている方の対策は、猫背を改善させて呼吸を深くすることと、運動不足を解消して筋力や体力を向上させることが大切になってきます。
集中力の持続時間の向上と言われると、何をしていいのやらわからなくなってしまいますが、猫背や運動不足を解消させるとなると、おこなうこともわかりますし、毎日の習慣が大切な事もわかっていただけると思います。
まとめ
集中力が続かないというのは何も脳が老化してきているからだけでおこるものではありません。
物事に集中してとりくもうと思うと、それなりに筋力や体力が必要で、運動不足などによってその体力や筋力が低下してしまっていると、目の前の事に集中できる時間が短くなってしまいます。
また猫背になってしまっていると、呼吸が浅くなってしまうために脳が酸欠になったり、筋肉にも酸素が回らず目の前のことに長時間取り組めなくなってしまいます。
最近集中力が続かなくなってきたと思うときは、脳の事を考える前に姿勢や運動不足をみなおしてみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの８割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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