頚椎症・頚椎ヘルニアが治る方が
当たり前にやっている事
頚椎症・頚椎ヘルニアで首や腕に痛みや痺れが続いていて、全然よくなっていかない…と悩んでいませんか?
ひどい時には、横になっても痛みや痺れがおさまらず、睡眠すらまともできないなんて状態の方もいらっしゃる頚椎症・頚椎ヘルニアの症状、ほんとにどうしたらいいの!?と落ち込んでいる人もいることでしょう。
こういった人の体を施術させていただく仕事について10年以上たつと、頚椎症・頚椎ヘルニアの症状で悩んでいるという人のお話は数多く聞きます。
その中でも当然よくなっていく方もいれば、いつまでたっても痛みや痺れなどの症状に悩まされている人もいます。
そしていろいろな人の話を聞いていると、治る人と治らない人、それぞれ似通った特徴が見えてきます。
今回は、今までの経験から頚椎症・頚椎ヘルニアが改善された多くの方が実践されていた「あたりまえ」をご紹介していきます。
もしあなたが頚椎症・頚椎ヘルニアに悩んでいて、症状が一向によくならない時にはこの「あたりまえ」を参考にしてみてください。
視野を広くする
人はどうしても今までの経験や得た情報によって固定概念が生まれてしまい、先入観や偏った情報でしか物事を考えられなくなりがちです。
それが当然うまく働くことも多々あることは事実ですが、頚椎症・頚椎ヘルニアが一向に治って行かないのであれば、固定概念にとらわれずに視野を広める事が大切です。
例えば多いのが、頚椎症・頚椎ヘルニアというぐらいだから、首を治療しなければいけないという考えです。
確かに骨と骨の狭窄や椎間板の突出は首で起こっていますが、それらの原因は首以外にあることは本当に多くあります。
姿勢が悪く猫背になることで首のカーブが失われ、カーブが失われることで首に連続して負担がかかり、骨と骨の狭窄や椎間板の突出が起こっている時には、姿勢を良くして首のカーブを作るために運動を行ったり、体の歪みを治す必要があります。
この時にいくら首だけ治療しても、姿勢が正されない限りなかなか頚椎症や頚椎ヘルニアは改善していきません。
このように原因にしても改善方法にしても固定概念によって視野を狭くすると治るものも治らない時があります。
継続する
どんなに頚椎症・頚椎ヘルニアに効果的な方法であったり、理にかなった方法であっても、そんな急激に変化をもたらしてくれることはほとんどありません。
運動にしてもストレッチにしても、治療を受けるにしてもある程度継続し続けていく必要があります。
これが出来ないと、いつまでたっても頚椎症や頚椎ヘルニアが治らない現状から抜け出せなくなってしまいます。
変わらない時には進路変更する
継続するのと同じくらい大切なのが、時に今の状況を疑うことです。
残念なことに、頚椎症・頚椎ヘルニアに良いと言われる方法がすべてあなたに当てはまることはありません。
1、2回で辞めるとか数週間で諦めるなんてのは別として、ある程度継続してみても変化がない時には、進路を変更してみることも必要です。
例えば多いのが、何か月もの間病院で痛み止めの薬と湿布をもらい首を牽引するだけといった事です。
当然これで良くなって行くのであればいいんですが、思うように症状が改善していかない方も多々いらっしゃいます。
治る方はあたりまえのように、実費で治療を受けられる専門家に相談してみたり、自分の生活習慣を見直してみたり、運動を始めてみたりと、その場で立ち止まるのではなく、進路を変更に歩みを止めません。
すぐに動く
「今は忙しいから」「もっといい方法があるかも」「○○がひと段落したら」など、都合のいい言い訳はいくらでも浮かんでくるものです。
ですが上記でも書いたように、どんな方法もすぐに結果が出るわけではなくある程度継続する必要があり、最適な方法も簡単に見つからない時だってあります。
また、頚椎症・頚椎ヘルニアを発症してから時間がたつほど、その痛みをかばうために体の違う部分も歪んでしまったりと、原因が複雑化し改善までに時間がかかってしまうことも多くあります。
なんでもかんでもとは言いませんが、ある程度納得できる方法があるならば、その効果をあれこれ追及するよりもまずは行動に起こしてみる方のほうが、頚椎症・頚椎ヘルニアの症状が改善しやすい傾向にあります。
他人や環境のせいにしない
「仕事が忙しく時間がない」「近くにジムなどの施設がない」などついつい治らない理由を自分以外に求めてしまうことは少なくありません。
ですが、いくら他人や環境のせいにしても、頚椎症・頚椎ヘルニアの症状が治るわけではなく、厳しい言い方をすれば、あくまでその状況になるように選択してきたのはあくまでもあなた自身です。
治る方はそのことをあたりまえに知っているので、今までの選択を見つめなおし、それによって行動を変化させていく事ができるので、症状を改善していく事ができます。
変わらなければいけないのは、あくまでもあなた自身であることを忘れないでください。
まずは自分から変わる
頚椎症・頚椎ヘルニアを治したいと思っていても、変わりたいとは思っている人は少ないです。
多くの方は治るという結果には興味があるものの、その結果を手にするための努力はしたくないと思っています。
ですが思うだけでは結果はついてきません。行動し変わることによって今までと違った結果が生まれるんです。
頚椎症・頚椎ヘルニアが改善していく人は、あたりまえのように結果だけを求めるのではなく、そのために自分自身の考えや行動を変化させて行かれます。
まとめ
上記に書いたことは、客観的に見れば特別なことはなく、あたりまえのことだと思うものばかりだと思います。
ですが、頚椎症・頚椎ヘルニアが改善しない方は、自分の思考や考え方などからこのあたりまえのことに躊躇してしまっている事が多々見受けられます。
あたりまえのことほどなんだか遠回りしているような気分に陥りやすいですが、近道や都合のいい方法を探して立ち止まったままでいるよりも、一歩ずつでも歩みを進めてみませんか?
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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