立っている時に膝を伸ばし切ると腰痛になる
奈良県香芝市、上牧、広陵からすぐ
人体模型が恋人の整体パーチの院長、神橋です
仕事で長時間立っていることが多くて、最初はいいんだけれども段々と腰に痛みが出てきてしまい、これって何が原因?と悩んでいませんか?
立ち仕事をされている方で腰痛持ちの方は決して少なくありません。
特に一日中ほとんどその場から動かずに立ちっぱなしという方程腰痛になりやすい傾向があります。
これはやはり、動くことが少ないことが腰痛の大きな原因になっていることは間違いないでしょう。それほど同じ姿勢を続けるというのは体にとって負担の大きい事なんです。
動かないと腰痛が出やすいというのは最近言われることが出てきたので、すでにご存じの方もいると思います。
それ以外にも当然立っていると腰痛が出てくる原因はあって、今回は特に女性の方に多くみられることがある、動くことが少ない以外の立っていると出てくる腰痛の原因についてお伝えしていきます。
自分自身は当てはまっていないか参考にしてみてください。
立っている時にこんなことをしていませんか?
早速女性に多くみられる立っていると腰が痛くなってくる原因を言うと「膝を伸ばし切っている」です。
これね本当に結構女性ではよく見かけて、膝を伸ばし切って立っていることが腰痛を引き起こしやすくさせるんです。
えっ!?でも膝って伸ばすものじゃないの?って疑問に思われる方もいるでしょう。なのでここからは膝と腰痛の関係についてお伝えしていきます。
立っている時にこんなことをしていませんか?
確かに立っている時は膝を伸ばしているものなんですが、腰痛が出やすい方ってのは関節の遊びもないくらい膝を伸ばしてることがあるんです。
関節の遊びってのは、簡単に言うと例えば手首を思いっきり反らしてみてください。
反らしたところで、反対の手でさらに手首を反らそうとしてみてください。
自分ではめいいっぱい手首を反らしても、反対の手でそこからさらにわずかですが反らせる事ができますよね。
このさらに反らせることができる可動域を関節の遊びって言います。
本来膝を伸ばして立っている時も、膝は100%伸びきっているわけではなく、イメージととすれば95%位伸びて、5%は遊びとして余力を残しているんです。
余力を残していると言っても、客観的に見れば違和感なく足を真っすぐ伸ばしているように見えます。
これが立っていると腰痛が出る方は、膝を100%中の100%伸ばしていることが多々あります。
100%膝を伸ばすとどうして腰が痛いのか?
それじゃあどうして膝を100%伸ばし切っていると、腰痛を発症しやすいのか?なんですが、骨盤の歪みを作ってしまうのが大きく関係しています。
膝を伸ばし切った状態ってのは、膝を伸ばすために太もも前の筋肉をものすごく縮めた状態でもあります。
そして太もも前の筋肉は骨盤についていて、骨盤についた部分を引っ張ることで骨盤を前に傾けてしまいます。
すると、その上にある背骨は骨盤が傾くことで反りが強くなってしまい、よく言われる反り腰の状態になるので、腰に負荷がかかりやすくなり、腰痛を発症してしまうんです。
膝を伸ばしすぎている時の対策は?
上記のように膝を伸ばし切ってしまって、立っていると腰痛が出てしまう時の対策はやはり膝を伸ばし切らないようにすることです。
そう意識することが大切なんですが、それだけではなかなかうまくいかないこともあると思うので、それ以外のポイントをお伝えします。
まずは重心の位置を少し後ろに持ってきてください。
膝が伸びきってしまっている人は、重心の位置を足の前の方に持ってきてしまっていることが多く、その重心の位置を足裏の土踏まずの後ろ位にもってきてください。
さらに、上の写真のようにお腹を突き出してしまっているのも特徴なので、下腹(丹田)に力を入れて少しお腹を引っ込めるように意識してみてください。
まとめ
立っていると腰が痛くなってくるという人は少なくないと思いますが、そんな時は特にあなたが女性であるなら、「膝を伸ばし切っていないか?」を確認してください。
膝を伸ばし切ってしまうと、太ももの筋肉で骨盤を引っ張り、骨盤のゆがみを作ってしまい、それが腰痛の原因になってしまうことがあります。
一度自分自身の立ち姿を確認してみてくださいね。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県香芝市からすぐ整体パーチの院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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