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動いていると痛くなる腰痛の意外な原因

 

動いていると痛くなる腰痛の意外な原因

 

動いていると腰が痛い男性

動いていると腰が痛くてなってくるので、病院や整骨院へ行き腰に電気を当ててもらったり、腰を牽引したり、もみほぐしてもらっているのになかなか腰痛がよくならい…と悩んでいませんか?

 

腰痛があると、どうしても腰周りに痛みの原因があると思って、腰周辺の治療を受けている方は少なくないです。

 

もちろん腰の筋肉自体も硬くなっていることもあるんですが、動いていると腰が痛くなるという場合には、腰だけではなく他の部分も治療を行っていく必要があるんです。

 

そこで今回は、動いていると腰が痛くなる腰痛の腰以外の原因について一つお伝えしていきます。

 

あなたがもし腰の治療を受けているのに動いていると腰痛が出てくるという場合には参考にしてみてください。

 

 

体の繋がりから腰痛の原因を考える

早速結論から言うと、動いていると腰が痛くなる腰以外の原因に「ふくらはぎの硬さ」があります。

 

ふくらはぎの筋肉が硬くなってしまうと、それによって腰にかかる負担が増えて腰痛を出しやすくします。

こんな時にいくら腰だけ治療していても、腰に負担がかかりやすくなる原因がふくらはぎにあるので、またすぐに腰痛を発症してしまうんです。

 

 

どうしてふくらはぎが硬いと腰痛になるのか?

ふくらはぎの筋肉といううのは、名前くらいは聞いたことがあると思いますが、「アキレス腱」を作る筋肉です。

 

アキレス腱というのは、足首の動きに大きくかかわっています。

 

そしてふくらはぎの筋肉が硬くなることで、このアキレス腱を通して足首の動きが制限されてしまいます。特に足首を反らす(背屈)ためにはふくらはぎの筋肉が伸びる必要があるんですが、これが硬く緊張してしまっていると筋肉が伸びにくくなるため、足首を反らす(背屈)事が制限されてしまういます。

 

この足首の動きが制限されることが、腰痛を発症させてしまう大きな原因となるんです。

 

足首というのは普段あまり意識していないかもしれませんが、歩く動作に大きく影響を与えており、足首がしっかり反らされる(背屈)されることで、かかとから地面に足を付けて、その足に体重をうつし滑らかに歩くことができます。

動くと腰が痛い奈良県広陵町の男性
動くと腰が痛い原因

これが足首の動きが制限されてしまうと、あまり足首を動かさなくてすむように地面をすったような歩き方になりやすくなり、その歩き方だと段々と太もも後面の筋肉も伸び縮しにくいために硬くなり、硬くなった太ももの筋肉が骨盤を引っ張り出して腰を丸めた姿勢を作ってしまい、腰に負担がかかりやすくなってしまったり、

腰痛に悩む奈良県香芝市の女性

硬くなった足首をかばって、お腹を前に突き出すような姿勢をとりバランスを取ろうとし、腰が反ってしまって腰に負担がかかりやすくなってしまうといったことが起こってしまいます。

意外な腰以外の腰痛の原因

 

クッション性も失われる

また、立っていたり歩いたりする時には、常に体には地面から反発力がかかります。

 

ふくらはぎの筋肉が柔軟な時は、この反発力をクッションのように吸収してくれます。

 

これがふくらはぎの筋肉が緊張し硬くなった状態だと、クッションの役割を果たせず、動くたびにその分の力が股関節や腰にかかってしまい腰痛を発症させやすくなってしまいます。

 

 

疲労しやすいふくらはぎの筋肉

そしてふくらはぎの筋肉というのは非常に疲労がたまりやすい部分でもあります。

 

先ほど書いたように、常に体重を支え、歩く時には足首の動きの調整をしながら、動いて床に体重がかかっただけ床からは反発する力が足にかかり、すごく働きのものの筋肉なんです。

 

なので特に激しいことをした覚えがなくても、立っていたり動いているだけで、ふくらはぎの筋肉には負担がのしかかり、知らず知らず腰痛が出やすい体になっている恐れがあります。

 

 

ふくらはぎのストレッチ

上記のようにふくらはぎが硬くなっていることが腰痛の原因となっていることがあり、こんな時には腰だけでなくふくらはぎのケアもしてあげる必要があります。

 

ここではふくらはぎの筋肉のストレッチをお伝えします。

 

動いていると痛い腰痛のストレッチ

床に座り、片足を伸ばして反対の足を胡坐をかくように曲げます。

伸ばしている足の足首は軽く反らして(背屈して)ください。

そのまま背中を丸めるのではなく、腰から体を前に倒してください。

ふくらはぎのところにツッパリを感じたところで15~20秒キープ。左右交互に行ってください。

 

 

まとめ

動いていると腰が痛くなる腰痛の原因は、必ずしも腰にあるわけではありません。

 

腰以外の腰痛の原因にふくらはぎの筋肉の硬さがあります。

 

ふくらはぎが硬く緊張することで、足首の動きに制限がかかり姿勢が崩れたり、腰にかかる負担が大きくなってしまうためです。

 

なので、腰の治療をしているのに動いていると腰痛が出てくるといった時には、一度ふくらはぎのケアをしてみてください。

 

そうでなくてもふくらはぎの筋肉は疲労がたまりやすいところなので、普段からケアしてあげることが腰痛の予防になりますので。

 

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記事提供者プロフィール


 

 

かんばし まさとし

 

奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長

 

お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。

その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。

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