座っているだけで痛い腰痛が治った方法
座っているだけでも腰が痛くて、思うように生活ができずに歯がゆい…といった腰痛に悩まされていませんか?
腰痛持ちの人の中には特に激しい動きをしているわけでなく、ただじっと座っているだけなのに腰が痛くなってくるといった人もいるでしょう。
それだけで腰が痛くなると、他の何をする時も腰痛が出ないかな…と心配になりますよね。
今回当店に来られたお客さんも、腰痛によって自由に動くことができずに悩まれていました。
●座っているだけで腰に痛みが走り、自由に行動することができませんでした。もちろん趣味であるテニスもすることができましんでした。
今ではすっかり良くなり、腰に対する懸念は一切なくなりました。
親身に、そして真面目に向き合っていただけている姿勢は非常に心強いと思いました。
これからも何か気になることがあれば相談させていただきます。よろしくお願いします。
今回は腰痛で思うように動くこともできなかったのが、どのようにして懸念が無くなるくらい良くなっていったのか?その方法についてお伝えします。
原因をはっきりと突き止める
最近ではスマホやアイフォン、パソコンなどで検索すれば、腰痛を治すためのストレッチや体操、筋トレなど色々みることができますよね。
ですがそれだけ情報が充実しているのに、なかなか思うように腰痛が良くなっていかない人も少なくないでしょう。
これはその検索した腰痛の改善方法が必ずしも誤っているというわけではなく、あなたの選んだ情報があなたに合ってないということがほとんどです。
腰痛と言ってもその原因は様々で、多くの場合腰だけ悪くなっていることは稀で、腰に関連するその他の部分も腰痛を出す原因になっています。
なので腰が痛いだけでなく、なぜ腰が痛いのか?の原因を見極め、それに合った改善方法を選ぶ必要があります。
今回のお客さんの場合は、仕事で普段しないような荷物を運ぶ作業を数日繰り返してから腰に痛みが出始め、一か月以上たっても痛みが治らないということで当店に来られており、見せていただくと腰だけでなく荷物を運んだり持ち上げる時に多用する背中の筋肉も腰痛を出す大きな原因となっていました。
日常生活の習慣を見直す
本当に当たり前のことを言いますが、腰痛が治らないということは、何かしら日常生活で腰痛が出るほど腰に負担をかけてしまっているんです。
なのでその日常生活で腰に負担をかけていることを改善していく必要があります。
多くの腰痛が治らない方は、この日常生活の部分は変えることなく腰痛だけ取り除くことを期待されています。
これってかなり無茶ですよね。同じことを繰り返すのに結果だけ今までと全く違うものがほしいって言ってるようなもんなんですから。
当店に来られたお客さんの場合、座っているだけでも腰が痛いとのことでしたが、言い換えると座っているだけでも腰が痛くなるような負担がかかっているということですよね。(そもそも立っているより座っているほうが腰には大きな負担がかかりますが)
なのでまずは普段の日常生活の座り方を気を付けていただくようにお伝えしました。
ここでは座るときに気を付けてもらったことについてお伝えしていきますね。
●骨盤を立てて背骨のカーブを保つ
●お腹を軽く引っ込めるようにする
●お尻の穴を少し閉めるようにする
●前傾姿勢になる時も股関節を使い背骨のカーブは保つ
●30分~1時間に一度は体勢を変えたり動くようにする
●椅子の高さが膝よりも高すぎたり低くならないように
●足を開きすぎたり内またにならないように
こういったポイントを意識して見直すようにしていただきました。
もちろん他にも普段の姿勢や荷物の持ち方、朝起きた時の動き初めの注意点などいくつかお伝えし、意識して日常生活を見直していただきました。
ケアをおこなう
当然痛みを出してしまっている場所をケアしていくことも必要です。
お客さんの場合、当店に来ていただいて腰痛の原因となっているところに施術を行うんですが、正直それだけでは次に来店いただくまでの間にまた腰周辺に負担が溜まってしまうため、その日その日の負担をとる意味でも日常生活で原因となる部分のケアを行っていただきました。
このお客さんにはストレッチをお伝えし、それを毎日夜や朝に行っていただきました。
今回は実際に座っているだけで痛い腰痛を治すために行っていただいたストレッチを幾つかご紹介します。
上記で書いたように、同じ腰痛でも原因はそれぞれ違うので一概にこれだけしてれば良くなるとは言いませんが、今腰痛を治すために行っていることがしっくりこなかったり、効果が薄いと感じている方は参考にしていただき一度行ってみてください。
●上向きに寝て、両膝を立てます。膝を立てた両足を左右へ交互に倒してください。
最初は倒す幅を小さく、段々少しずつ足を倒す幅を大きくしていってください。
●上向きに寝て片足を曲げ、両手でその足をまっすぐではなく曲げた足と反対の肩に向けて抱え込んでください。
お尻にツッパリを感じたところで15~20秒キープしてください。左右交互に行ってください。
足を抱え込むときに反対の伸ばしている足の膝が曲がったり、床から浮かないように気を付けてください。
●両足を伸ばして座り、片方の足のヒザを外側に曲げて、外くるぶしが反対の足のヒザ上あたりに来るように乗せます。
伸ばしている方の足のヒザを曲げて体の方へ引き寄せます。
背中が丸まらないように注意して、お尻にツッパリを感じたところで15~20秒キープしてください。左右交互に行ってください。
●両手をバンザイのようにあげます。片方の手で背中を伸ばす側のもう片方の手首を掴み、斜め上へ引き上げてください。この時に上半身も横へ倒してください。
ポイントは腰を伸ばそうとするのではなく、わきのあたりを伸ばそうとイメージすることです。
背中にツッパリ感が出てきたらその場で20~30秒キープ。左右交互に同じようにおこなってください。
どうなりたいかを明確にする
ちょっとメンタル的なことになるので下のほうに書かせてもらいますが、実はこれが腰痛を治したいと思った時に一番最初に考えるべきことかもしれません。
腰痛を治してあなたはどのようなことをしたいですか?どのようになりたいですか?なぜ腰痛を治さなくてはいけないのか?など、こういった目標というか目的地をはっきり明確にしておくことが、腰痛を治すうえで大きくプラスに働きます。
今回のお客さんの場合なら、座っているだけで痛い腰痛を治して再び趣味のテニスを腰を気にすることなくやりたいという目標を持たれていました。
こういった目標が明確にあるから、治療を続けたりストレッチを毎日行ったり、日常生活の習慣を見直したりすることができるんです。
こういった目標や目的地がはっきりしていないと、どうしても腰痛をなすための行動を継続することが難しくなってしまいます。
まとめ
読み返すと、原因を見つけたりケアをしたり、習慣を見直したりと本当に当たり前のことしか書いてませんが、やはりその当たり前のことが腰痛を治していく上では大切なことです。
正直上記のすべてができなくても腰痛が治る時はありますが、もしあなたが腰痛が治らないと悩んでいるのであれば、ちょっと参考にしてみてください。
特に原因を見つけたり、誤った生活習慣を見つけるのはなかなか知識が必要なことになってくるので、しっかり専門家の方に手助けしてもらうのも一つの方法です。
そういったことがあやふやなまま、腰痛にいいと言われるストレッチや体操を行っても効果が少ない時がありますので。
記事提供者プロフィール
かんばし まさとし
奈良県御所市からすぐ神橋筋整体院の院長
お客さんの8割以上が腰痛・首痛で病院や整骨院など、どこに行っても治らなかったという悩みを持ち来店される。
その多くの方が痛いところだけ揉んだり電気を当てたりといったその場だけの治療ではなく、姿勢や痛みの原因となる根本から整えていく独自の施術法で改善し支持を得ている。
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